ハニーレモンソーダ

漫画「ハニーレモンソーダ 3巻」第11話のネタバレ・あらすじと感想

集英社の「りぼん」で連載中の「ハニーレモンソーダ」は、村田真優先生による大人気少女マンガ!

女性誌のランキング企画で「1位」を獲得するなど、幅広い世代から支持されています。

前話では、羽花に手を出そうと近づく”美しくも怪しい”英語教師「緑先生」が登場しますが、そのピンチをまたも「三浦」が救ってくれました!

そして学校は文化祭の時期へと移り変わり、羽花は文化祭の”クラス実行委員”に、勇気を振り絞って立候補するのでした。

 

 

ハニーレモンソーダ 3巻「第11話」のネタバレ・あらすじ

 

誰もやりたがらない文化祭の実行委員に羽花が手を挙げたことで、クラスは騒然としています!

クラスメイトたちは、大人しい羽花には実行委員は無理ではないか?・・不安だ・・・と、口々に言いますが、そこで「石森ちゃんの世話係」・・・として認識されている三浦の意見を仰ぐことになりました!

そして、「出来るらしい・・からやらせてやって」・・・という三浦の口添えのおかげで、晴れて羽花は実行委員になります。

「絶対に失敗しない、みんなの役に立つ!」・・・と気合いの入る羽花は、クラスの出し物を決める段階でアンケートを取ることにしました。

しかし、同じクラスの”トンボ”というあだ名の男子に「めんどくさ!普通に口で言や~よくね?」・・・と全否定されてしまい、「はい、やりたいやつ言って~」・・・と、勝手に司会進行を乗っ取り話を進めてしまいます・・・

結局、トンボが指揮を執って多数決を取った結果、クラスでは「メイド喫茶」をすることに決まりました。

トンボのお陰ですぐに出し物が決まり、「すげ~すぐ決まった」・・・と、クラスメイトが言い合う中、トンボは羽花に「だから言ったじゃん石森ちゃん、ノリだよノリ」・・・と、軽い口調で言い放ちます。

そしてその後、”ノリ”・・が分からない羽花は、あゆみに尋ねようとしますが、他の出し物の練習に行ってしまい不在・・・

それならと、羽花は三浦に”ノリ”についての質問をしに行きます。

「ノリって何でしょうか?」・・・と、大真面目に尋ねる羽花に、三浦は「身につけなくていいんだよ、石森は」・・・と返します!

そして逆に羽花に対して、「その後なんもねえの、緑先生とは?」・・・と尋ね、何もないと分かるとまんざらでもなさそうな表情に・・・

そして会話は、三浦が意外と真面目だという話に移り変わります。

三浦は自分のことを「大人の作ったルールを冒すバカ」・・・だと評しますが、羽花は「三浦は自分のことを大人とは違う方向へ引っ張ってくれる、だから大人の作ったルールと三浦の作ったルールがあれば三浦の方へついて行く」・・・と語るのでした。

その時突然、三浦を呼び出す先輩のアナウンスが流れました!

三浦も参加する出し物の練習の呼び出しでしたが、早く行かなければいけないのに「ちょっと休憩」・・・と言いながら、羽花の肩に手と顔を寄せてもたれかかります!

羽花は顔を真っ赤にして硬直していますが、三浦の視線の先には緑先生の姿が・・・

三浦は緑先生がこちらを見ていることに気づいて、わざと先生と目を合わせながら羽花に寄り掛かったのでした

 

 

緑先生がその場を去った後、三浦は羽花にこう言います。

「オレじゃねえよ、ルールは今・・おまえが作るんだろ、実行委員!」

三浦の言葉に勇気をもらった羽花は、めげずに衣装づくりについてクラスメイトの女子二人に尋ねます。

衣装を手作りしたいという羽花に対して、一着千円もあればメイド服は買える、それに「準備で大変な思いをする気はない」・・・とキッパリ言い切る二人。

「もう全部決まったよね」・・・と、どこかへ行こうとする二人に羽花は、「メニューと内装を決めないといけない」・・・と言いますが、二人からは「石森ちゃん全部勝手に決めていいよ」・・・と言われてしまいます。

誰からも協力を得られない羽花は一人で準備を進めますが、そんな様子を担任の先生は見ていました。

今からでも実行委員を他の生徒に変わってもいいという先生に対して、羽花は自分が最後までやりたいと”ぽつり”と呟きます。

しかし、誰も手伝ってくれないことには変わらず、一人で学校近くのホームセンターへ内装の材料をそろえに向かいました。

羽花に「勝手に決めていいよ」・・・と言った二人は、その後他のクラスの友人たちと文化祭について話をしています。

「B組カフェか~、いいなぁ」・・・という友人に対して、「何もちゃんと決まらないし、いいことなんかない」・・・と言う二人・・・

ところが友人から、カフェを希望していたのは10クラス中8クラスもあって、その中から選ばれたのは2クラスだけだったこと・・・

そしてB組は、羽花が用意した詳細な企画書と震える声で頑張った”プレゼン”のおかげで、激戦を勝ち抜いて「カフェ」が採用されたのだということを聞きます。

これを聞いた二人は、すぐに文化祭に対する態度を改め、羽花に協力しようと決意!

一人ホームセンターに向かった羽花の後を追い、羽花に「うちらもやるから、一緒にがんばるから」・・・と言葉をかけるのでした。

 

ハニーレモンソーダ 3巻「第11話」を読んだ感想

今回は、三浦との恋愛要素よりは「羽花とクラスメイトとの交流」がメインに描かれた回でした。

読みながら、「学校行事の時にちゃんとやらない人いるよなぁ」・・・と、過去を思い出していましたが、羽花のひたむきな態度がクラスメイトに伝わりつつある場面でほっこりしました!

まだたったの二人ですが、羽花に協力して文化祭の準備に取り掛かってくれる友達が増えてよかったです。

一人で奮闘する羽花のシーンは見ていて辛いものがありましたが、ここからは羽花が楽しく文化祭準備ができることを祈っています。

そして、ハニーレモンソーダは回を追うごとに、ちらほらクラスメイトの名前が発覚してきているのがおもしろいですね!

初回のメインキャラクターだった「あゆみ」、「悟」、「友哉」以外にも、「ゆる」、三浦の元カノの「芹奈」など、他のキャラクターの名前も個性的で見るのが楽しいですね。