ハニーレモンソーダ

漫画「ハニーレモンソーダ」2巻|第5話ネタバレ・あらすじ感想|羽花と三浦が急接近?

集英社の「りぼん」で連載中の「ハニーレモンソーダ」は、クールで派手な男子三浦 界と、地味系女子石森 羽花の揺れ動く恋愛感情を描いた少女マンガ。

2021年夏の実写映画化も決まり、ただいま話題沸騰中です!

前話では、順調に三浦と羽花の距離が近づいてきたかに思えましたが、三浦の好きなタイプは「明るくて活発で髪がフワッてした美人」・・・という、羽花とは全く正反対の女子であることが発覚!

羽花の恋路に暗雲がよぎりつつあります・・・

 

 

ハニーレモンソーダ2巻「第5話」ネタバレあらすじ|羽花を見守る三浦の行動

 

あらすじ1|羽花の格好に驚く三浦たち

羽花が通う八美津高校では”新入生歓迎遠足”という行事があり、羽花たちは軽いハイキング程度の山登りへ向かうことに!

遠足のしおりに「服装はジャージもしくは制服」とあったので、真面目な羽花はかなり本格的なジャージにがっしりとした登山用リュックで挑みますが、集合場所へ行ってみると他の生徒たちはみな一様に制服姿・・・

早速周囲から、ジャージに登山リュックという格好をイジられている羽花ですが、友人になったばかりの「あゆみ」はそんな羽花の格好を、「かっこいーっ」と褒めてくれます。

そして、周囲の女子たちの話題は羽花の服装から、これから上る山の話に移り変わります。

その話題というのが、この山のどこかに空がハートにくり抜かれたように見える場所があって、そこを好きな人と一緒に見ると願いが叶うというもの・・・

あゆみの片思いの相手「悟」は、あゆみに「一緒に探そうぜ!」・・・と誘います!

それを聞いて、あゆみと悟の恋路に進展があったのか・・・と、ドキドキの羽花ですが、あゆみ曰く、悟は鈍感で深い意味はない様子・・・

しかし羽花はあゆみに、「応援してる!」・・・と、二人の恋路にエールを送るのでした。

そんな羽花の服装を見ていた三浦は、「あの格好すごくね?」・・・と、友哉に話しかけます。

友哉は「界までバカにしないであげて」・・・と苦笑いをしますが、三浦はそれを否定し、「気合が空回って、らしいな・・・って思ったんだよ」と、人前では滅多に見せない柔らかな笑みを見せました。

 

あらすじ2|羽花だけが知っている三浦の秘密

さっそく始まった登山ですが、羽花が真面目にパンフを読み込みながら歩いていると、「登山部~、これどっち~?」・・・と、ルートを尋ねるクラスメイトたち!

羽花は”登山部”と呼ばれたのが自分だと気が付くと、パンフを読み込んでいたおかげで頭に入っていた進むべきルートをクラスメイトたちに教えます。

登山部呼びに返事をしたことで、クラスメイトたちからは「石森ちゃんおもしろ~い」・・・と言われる羽花。

クラスメイトたちと朗らかに過ごせていることが嬉しくて仕方がない羽花は、「このクラスで出来ることは、何でもしたいなあ」・・・と微笑みます。

そしてそんな中、人気者の三浦は足を滑らせた女子を助けたり、女子に帽子を取られてちょっかいをかけられたりと、相変わらずのモテっぷり!

三浦の帽子を取って逃げた女子は、帽子を取り返しに追いかけてこないことに腹を立て、「帽子取りに来てよー!」・・・と戻ってきます。

その時、その様子を見ていたクラスメイトの中で、なぜ三浦が帽子をかぶり始めたのかという話になりました。

その理由を知っている羽花は「あ、」・・・と、口を開きかけますが、そこで三浦は後ろから羽花の口元を塞ぎます!

「言うなよ、石森しか知らねえから!」・・・と言う三浦と羽花の様子を見て、帽子を取って逃げた女子は、「何、今の!」・・・と騒ぎ始めますが、三浦はそれを無視して先へ進んでいきました。

そして羽花は、突然三浦から口を塞がれたことに、ときめきを隠し切れません・・・

三浦が恥ずかしくて隠していた「帽子をかぶっていた理由」を教えてもらえたということは、自分は特別なのではないかと感じてしまう・・・

そんな思いを否定しつつも、三浦に近づけたような気になる羽花。

そしてその背後では、先ほどの女子が「何アレ~・・・」と、不機嫌そうにつぶやくのでした。

 

あらすじ3|羽花を落ち着かせた三浦の行動

たどり着いた山頂でお弁当を食べていた一向がまた、山のどこかにあるという空がハートに見える場所について話をしています。

一見すると興味のなさそうな三浦ですが、その時「悟」が、「三浦は女子と二人でそういう素敵スポットに行ったことがある」・・・という話をバラします!

それを聞いた羽花は、自分が三浦に近づけた気になっていたことを「勘違いだった」・・・と、密かに落ち込んでしまうのでした。

そして帰り道・・・羽花は道案内の矢印の方向に進むと道が荒くなることに気が付きますが、クラスメイトたちがみな矢印方向へ進むので強くは否定できず先へ進みます。

しかし、進んでみると道は険しくなる一方で、さらには雨まで降りだしてきました!

ここで羽花は道に迷ったことに気付き、クラスメイトたちに告げると、雨が降り出したこともあって一同はパニックに!

中にはパンフレットを読み込んでいたのに間違った羽花が悪い・・・という者まで現れます。

あゆみは羽花をかばって、「矢印の通りに来ただけだしね」・・・と言いますが、どうやら何者かがルート案内の矢印を間違った方向に向きを変えていたのでした!

みんながパニックになる中、責任を感じた羽花は、一人で帰り道を探そうとみんなの輪から出ていきます・・・

みんなの役に立てなかったと自分を責めパニックになる羽花!

・・・そんな彼女を追いかけてきた三浦は突然、「落ち着け!大丈夫だから」・・・と、羽花を抱きしめました!

突然のことに驚きながらも冷静になれた羽花は、今いる場所が持っていたパンフレットに載っていることに気付き、全員で地図通りのルートに復帰して、無事に他のクラスメイトや先生と合流することができました。

羽花はクラスメイトたちに、リュックに詰めていた飲み物やタオルを分け与えて周囲に気を遣いつつ進みます!

そしてその道中、空がハート型に見える・・・という場所もバッチリ発見!

クラスメイトや先生から、無事に戻れたことを感謝され思わず涙が溢れそうになる羽花・・・

この時はこらえたけど、帰りのバスの中で三浦が羽花の隣に座ってくれたことが嬉しくて、やっぱりウルウルになるのでした。

 

ハニーレモンソーダ 2巻「第5話」を読んだ感想

 

今回の話は、羽花と同じく三浦に恋をする女子からの妨害もありましたが、三浦だけではなく、他のクラスメイトとも仲良くしている描写が多く、青春ストーリーとしてもかなり胸が温まる思いがしました!

しっかりと、空がハート型に見える場所にもたどり着けたことなど、一話完結のストーリーとして読んでもいいくらいに、いい話だったと思います。

帰りのバスで、羽花にもたれかかって寝てしまう三浦の大胆さと、どうしていいかの分からない・・・という羽花の仕草が、もうドキドキキュンキュンです!

しかし、やっぱり女子から人気のある三浦に恋をすることは、予想以上に大変だということを思い知った羽花なのかな・・・という気もします。

これからも羽花に恋のライバルが出てくることを思うと、この先がますます気になってしまいますね!