先生は恋を教えられない

漫画「先生は恋を教えられない 1巻」第1話のあらすじ・ネタバレ感想

源 素水(みなもともとみ)先生の人気漫画「先生は恋を教えられない」は、無気力な17歳の男子高校生「荒瀬 亮」と、生真面目なアラサー女性教師「吉高 凛子」の絶妙な関係を描いたラブコメディです。

表向きはダメ生徒と鬼教師の関係・・・だけど本当は秘密の間柄・・・

センセイ以上、コイビト未満、2人の恋の行方が気になるドキドキの”歳の差”ラブコメディー!

 

 

先生は恋を教えられない1巻・第1話ネタバレあらすじ

 

17歳の男子高校生「荒瀬くん」は、課題を提出していないことについて、生真面目なアラサー女性教師「吉高先生」から職員室で指導を受けていました。

しかし、注意されても全く反省の態度も見せず、ただただ眠くて気だるそうな荒瀬くん・・・

日ごろから、荒瀬くんのやる気のない返事、だらしのない身だしなみ、遅刻や授業中の居眠りについて頭を悩ませている吉高先生・・・

それでも、「毎日バイトの残業が忙しい」・・・などと言い訳をしながら、全く気にするそぶりも見せません!

吉高先生は荒瀬くんにバイトをやめるように忠告し、今月で3枚目となる反省文の用紙を手渡すのでした。

教室に戻った荒瀬くんは、クラスメイトの佐古田が、彼女とイチャイチャしている場面に遭遇します!

ギョッ・・・としながら、「公共の場でいちゃついてんじゃないよ」・・・とダメ出し!

佐古田は、あの”堅物鉄仮面”の吉高先生に目をつけられるなんて、ついてないな・・・と荒瀬くんを憐れみます。

イチャつく二人に、「お気楽な人種は羨ましいね~」・・・と呆れながら、荒瀬くんは今日もバイトに向かうのでした。

 

 

バイトが終わり、「帰ったら課題やんないと」・・・などと考えながら自転車で帰宅!

そして荒瀬くんがアパートに着くと、なぜかそこには吉高先生が待っていました

先生は荒瀬くんに、「遅い!」・・・と一言・・・

「今日も遅くなるって言ったでしょ」・・・という荒瀬くんに吉高先生は・・・

「だって、どうしても会いたかったんだもの」・・・と、恥ずかしそうに小声で返します!

この2人、ただの教師と生徒ではなく、実はそれ以上の特別な関係でした・・・

先生が作ってきてくれた「おでん」に、荒瀬くんは大喜び!

自分の事より「おでん」に夢中になる荒瀬くんに対して、「どうせ私はおでん以下よ」・・・と、不満げなそぶりを見せる先生・・・

それを見た荒瀬くんは、突然先生をギュッと抱きしめ、「おれも会いたかったです!」・・・と言ってキスをしようとします。

 

 

しかし、ここで先生は、「ダメです!」・・・とキッパリ!

吉高先生は、本当は荒瀬くんのことが大好きだけど、教育者のプライドで未成年とキスをするわけにはいかない・・・と考えているのでした。

だけど、先生とどうしても付き合いたい荒瀬くん・・・

「本当に20歳になるまでつき合う気ないんすか?」・・・と尋ねる荒瀬くんに、「当然です!」・・・と答える吉高先生!

そこで荒瀬くんは”合鍵”を取り出し、吉高先生の気持ちを揺さぶりますが、合鍵をもらいたいという気持ちをなんとか抑えて受け取りません。

でも本当は荒瀬くんと、普通のカップルのようにイチャイチャして過ごしたい・・・という願望を密かに持っている吉高先生でした。

そして、持ってきたおでんがすっかり冷えてしまったので、「温めなおしたほうがいい」・・・と言いますが、「先生が待っててくれた分の冷たさですから」・・・と、吉高先生の愛情に感謝しながら美味しそうに冷えたおでんを食べる荒瀬くん・・・

それを見た先生は、嬉しくなり顔を赤らめます・・・

「きっといい奥さんになりますな」・・・と荒瀬くんに言われ、またもや動揺する吉高先生!

母親のように「あったかくして寝なさいよ!」・・・などと言いながら、慌てて車で帰っていくのでした。

そして一人になり、「20歳まであと3年か~」・・・と、気落ちする荒瀬くんでした。

 

 

次の日、まるで昨日の出来事が嘘かのように、教師と生徒の関係に戻っている2人・・・

職員室で吉高先生は、課題がまだ終わっていなことに鬼の形相で怒ります!

しかし、「おでんを食べて眠くなってしまった」・・・と言い訳する荒瀬くんは、「感謝してくださいよ。呼び出す口実作ってあげたんだから」・・・と言って、にやけています!

悔しいながらも、ちょっと嬉しい吉高先生は、反省文5枚の提出を告げるのでした。

 

先生は恋を教えられない1巻・第1話を読んだ感想

学校ではほとんどやる気のない荒瀬くんと、異常に真面目すぎる吉高先生の、教師と生徒の関係だけじゃない秘密にハラハラ・ドキドキしてしまいますが、2人の性格に思わず笑ってしまうコメディ要素も多くて、とっても楽しめる作品だと感じています。

メガネ女子の吉高先生が、恋愛についてもかなり堅物で、積極的な荒瀬くんにいつも動揺しまくりなところや、学校と学校外での雰囲気のギャップがとても可愛いくて、見ていてとっても和まされます・・・

荒瀬くんが、学校では無気力でも、吉高先生を一途に思って時々見せるクールな面や優しい魅力ある性格にも癒されますね~。

この先も、ときめきながら2人の恋の行方がどうなるのか、期待したり心配したりと、ドキドキしながら読み進められるストーリーだと思いました。