わたしの幸せな結婚

漫画「わたしの幸せな結婚 1巻」第5話のあらすじ・ネタバレ感想|美世の矛盾する心

美世に対する興味を強く持ち始めた清霞!

これまで接してきたどんな令嬢とも違う印象の美世が、どのように育ってきたのか、斎森家の内情を調べることにします!

ゆり江や清霞と接することで少しずつ心が動き始める美世ですが、”能力がない”ことや、”これまでの境遇”隠しているという負い目が、美世の心を苦しめます・・・

そんな中、ついに清霞が美世をデートに誘います!

 

 

「わたしの幸せな結婚 1巻」第5話のネタバレあらすじ

 

あらすじ1|美世が流した涙のわけ

ゆり江が裁縫道具を持って美世の部屋にやって来ました。

「使い古しで申し訳ない」・・・とゆり江は言いますが、美世にとっては十分な代物です。

それにしても、裁縫道具さえ持っていない自分が酷く情けないと感じる美世・・・

ゆり江にお礼を言った美世は、今朝の失態・・・突然泣き出してしまったことについて、清霞が不快に思っていないかを尋ねました。

異母妹「香耶」ほどの器量良しであれば男性は喜んで抱きしめるだろうが、自分のような者の泣き顔は醜くて仕方がないのではないかと思ったのです。

美世は、斎森家の中ではずっと不快な存在だと言われ続け、涙をこぼせば醜いと、一層酷い扱いを受けてきたのでした

それゆえに、夢の中以外では泣くことを忘れていたのですが、今朝は嬉しさのあまり、思わず涙がこぼれたのでした

ゆり江は「泣くことは悪いことではありませんよ」・・・と、美世の手に自身の手を重ねます。

涙を我慢し溜め込むことの方が悪く、自然に流れた涙はそのままにするのが良いと、ゆり江は美世を優しく諭しました。

そして、清霞はそれくらいで怒るようなことはないと言うのです。

美世は不安に思いましたが、ゆり江がそう言うのならばそうなのだと考えます。

しかし、無能な自分はいつか追い出され、こうした生活も長くは続かないのだと覚悟しているのでした。

 

あらすじ2|心の矛盾に苦しむ美世

昼食の準備のために美世の部屋を後にするゆり江・・・

美世は自分の着物の繕い物に取り掛かります。

その姿を、ゆり江はそっと覗いていました。

夕食時、清霞は美世に、日中は家事以外に何をして過ごしているかを尋ねますが、美世は、「ゆり江に雑誌を借りて読んでいる」・・・と答えます。

しかし、それは嘘でした・・・

本当は破れた着物を繕っているのですが、そう言えば新品の着物をねだっているかのように思われる・・・それが嫌なのです。

ゆり江や清霞には、本当は嘘をつきたくありません

しかし、自分のこれまでの遇を話すのは”告げ口”をしているようで、これも嫌でした。

美世はここにいる資格がないと思いつつも、嫌われたくもないと振る舞い、誠実でいたいのに斎森でのことは隠そうとしてしまう・・・そんな矛盾した心に苦しみます

清霞が突然、「今度の休日に街へ出掛けよう」・・・と、美世を誘います。

「行きたいと思わないか?」・・・と問いかける清霞ですが、美世にはよく分かりません・・・

高等小学校を卒業後、斎森家の敷地からほとんど出たことがなく、自分の自由になるお金もないので、街へ出てどうなるか?・・・という気持ちの方が強いのです。

「行けません」・・・と答える美世に、「なぜ?」・・・と尋ねる清霞!

美世は、「街に用事もなく、清霞の迷惑になるのでは?」・・・と言いますが、「迷惑ではないし、用事がなくてもいい」・・・と清霞は答えます。

服装も、初日と同じもので良いと決めてくれました。

夕食の膳を片付けながら、清霞を呆れさせてしまったのではないかと、不安に思う美世。

とにかく街で清霞に恥をかかせぬよう、不快にさせぬようにしなければ・・・と思うのでした。

 


 

あらすじ3|美世に寄り添うゆり江

夢の中で美世の実の母親が、長い黒髪をなびかせながら何かを伝えています。

しかし、その声ははっきりとは聞こえない・・・

幼い頃、”異能を持たない”美世は、父親に虐げられていました!

母は美世を抱えながら、「この子を見捨てないでください」・・・と訴えますが、父親は取り合ってくれない・・・

母親は美世に謝り、「大丈夫よ。あなたがもう少し大きくなったら・・・」と、美世に何かを伝えますが、そこで美世の目が覚めてしまいました。

身支度を整えながら夢の中の美しい母を思い出し、自分もそうなれるだろうか?・・・と、鏡を見つめる美世。

そこへ、ゆり江がにこやかに入ってきました。

「お化粧はされませんか?」・・・と問われる美世ですが、化粧道具も持っていなければ、化粧をする技術もありませんでした。

気を利かせたゆり江は、化粧道具を持参し、美世の顔に化粧を施します。

準備が整い部屋を出ると、清霞が待っていました。

髪を下ろし、ほどよく化粧をした美世が「お待たせしました」・・・と声を掛けます。

今日は、美世が初めて清霞と街へ出掛ける日でした。

 

「わたしの幸せな結婚 1巻」第5話のみどころと感想

 

ゆり江さんが本当に優しくて、いい人で泣けてきます・・・

泣くことさえ自由にできなかった美世が、思わず流した涙のわけを、ゆり江さんはなんとなく感じ取っていたのでしょうね。

「我慢しなくてよい」・・・と美世に言ってくれる人なんて、これまでいなかったはずです。

美世にとっては、価値観が大きく変わる出来事だったのだろうなと思います。

こうして少しずつ自分を解放してあげてほしいですね。

そしてついに、清霞が美世をデートに誘いました!

ほんのり化粧をした美世が可愛らしくて最高です。

清霞も見とれているように見えましたが、どうなのでしょうか?

それにしても、前話では婚約者は美世が良いと薦め、今回は美世を慰め、気を利かせてお化粧を施してくれるという、ファインプレー続きのゆり江さん!

彼女の偉大さを思い知った第5話でした。