餡蜜先生の「高嶺の蘭さん」は、高嶺女子×お花屋男子のドキドキ初恋ラブストーリー!
講談社の別冊フレンドで、大人気連載中です。
高校1年生にして「ミス晴嵐高校」にノミネートされ、文武両道でクールビューティー、凡人などには手の届かない「高嶺の花」・・・などと噂される主人公の「高嶺 蘭(たかみね らん)」
そんな「蘭」に唯一、普通に接してくれる同じクラスのお花屋男子「佐伯 晃(さえき あきら)」
少しずつ打ち解け近づいてゆく二人の関係に、ドキドキ、キュンキュンが止まらない、超ピュアなラブストーリーです。
「高嶺の蘭さん」1巻・第1話のネタバレ、あらすじ
あらすじ1|蘭と佐伯くんの衝撃の出会い
晴嵐高校に通う高校1年生の「高嶺 蘭」は、文武両道、クールビューティーでお金持ちの美男美女一家に生まれ育った、まさに非の打ち所がないお嬢様!
周囲のクラスメイトはその近づきがたい雰囲気から、「高嶺の花」として若干恐れつつも、羨望の眼差しを向けています・・・
でも蘭は、そんな一線引かれた状態を心苦しく思うのでした。
そんなある日の朝、一緒にイチャつきながら登校するカップルを校内で見かけた蘭は、「世の中のカップルはあんなふうに登校するのね・・・もはや遠い世界ね」・・・と心の中で呟き、妙に納得しながら日課であるお花の水やりをしていました。
・・・とそこに偶然通りかかった同じクラスの「佐伯 晃」に、よそ見をしながらかけていた冷たい水を、思いっきりぶちまけてしまいます!
「うおお!」・・・と驚く佐伯くん!
「ご、ご、ごめんなさい、私よそ見してました・・・」と慌てふためく蘭!
しかし佐伯くんは屈託のない笑顔で「あー、だいじょぶ、だいじょぶ」
「眠気ふっとんだわ、さんきゅ」・・・と言い残し行ってしまったのでした。
蘭は、「あれを神対応と言うのね」・・・と、密かに感心します。
あらすじ2|蘭を「高嶺の花」とは思わない佐伯くん
教室内で蘭は、ジャージに着替えている佐伯くんを見て、自分がかけた水のせいで全身がびっちょり濡れていたことに気づき心を痛めます。
何とかして謝りたいと思った蘭は、先生から返却されたテストの点数が悪くて参っている佐伯くんに、「なにかお詫びをしたい」・・・と言って、彼がテストで満点を取れるようになるための先生役を引き受けることにしました!
放課後の教室でのテスト勉強が終わり、何気なく会話している中で、ふと、「蘭って名前かわいいもんな」・・・と、突然言われて顔を真っ赤にしてしまう蘭・・・
「そんなこと平然と言うって、佐伯くんって女たらしなの?」・・・と、戸惑う蘭に、
「男の理想も高いって聞いたことあるけど、案外ウブなだけ?」・・・と言われた蘭は、恥ずかしくなって家に全速力で逃げ帰ります!
今までずっと、男子との距離を置いていた蘭にとっては、ちょっとキャパオーバーすぎる出来事でした。
そして翌日、蘭は一晩考えた結果、「これ以上関わらなければいい」・・・という結論を出しました。
しかしそこに、佐伯くんが登場!
「おはよう!」・・・と言われ、若干ドキドキしながらお花の水を換えていると、佐伯くんが「根元のぬめりは取った方がいいよ」・・・と言いながら、代わりに水換えをしてくれました。
「男の子でもそんなこと知ってるのね」・・・と、彼の器用な手つきを観察しながら、昨日佐伯くんに言われた「蘭って名前かわいいもんな」・・・という言葉を思い出し、またまた照れてしまう・・・
そんなことを言われたのが生まれて初めてだった蘭は、何も言えなかったけど本当はとても嬉しかったのです。
あらすじ3|佐伯くんの贈り物にときめく蘭
学校が終わって家に帰った蘭は、「ソレイユっていうお花屋さんでお花を買ってきてくれない?」・・・と母親に頼まれます。
ソレイユとはフランス語で「太陽」の意味。
花屋さんに着き、センス良く飾られたお花たちを眺めていると奥から「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」・・・と店員さんがやってきました。
ところがその店員・・・なんと「佐伯くん」だったのです!
ばっちりと目が合ってしまったことにドキドキしていると、佐伯くんが蘭の肩をつかみ、「あのさ」・・・と近づいてきました。
「顔が近すぎる」・・・と赤くなる蘭に、「みんなにはこのこと黙っててくれるかな・・・」と佐伯くん!
「なぜ?」・・・と聞く蘭に佐伯くんは、「家が花屋だから今まで散々からかわれてきたんだ」・・・と、男子ならではの辛い過去を語るのでした。
「隠すことないよ、素敵だと思う」・・・と正直な気持ちを伝える蘭
「そんなこと初めて言われた!」・・・と喜んだ佐伯くんは、ライラックの花束をプレゼントします。
「オレの気持ち・・・」
「えっ!気持ちってなに?・・・」と、自宅に戻った欄は、ドギマギしながら花言葉を調べてみます。
その花言葉が、「友情 想い出」であることが分かり、蘭は思わずキュンとした気持ちになるのでした。
「高嶺の蘭さん」1巻・第1話を読んだ感想
【週刊連載】# 餡蜜 先生(@ammitsu630)の『 #高嶺の蘭さん 』が掲載スタート!
勉強もスポーツもできてクールビューティーな蘭は、高嶺の花と呼ばれ、一目置かれている。だけど同じクラスの晃だけは、普通に明るく接してくれて…高嶺女子×お花屋男子のピュアラブストーリー!— マンガボックス (@Manga_Box) August 15, 2020
「クールビューティーで男の理想も高く、近づきがたい、恐れ多い」・・・などと敬遠されてしまう主人公の「高嶺 蘭(たかみね らん)」ですが、彼女の視点で物語を見つめるとそんなことは全くなくて、彼女なりに色々と考えたり佐伯くんから”かわいい”と言われて照れてしまったりで、とっても可愛くて応援したくなるヒロインです。
男子と距離を置いてきた蘭は、男の子とどう接していいのか良く分からなくて、佐伯くんの言動一つ一つに「あれってどういうことなのかしら」・・・と、悶々としたり照れたりしているのが可愛いですね。
そして、いろんな種類のお花が登場するので、読み進めていくうちに、お花や花言葉の知識も増えていくように思いました。
カラーではなくても、漫画に登場するお花たちの色の想像ができるような優しいタッチで描かれた漫画なので、すごく気持ちが癒されました。