高校の七夕行事で、短冊に付けるためのドライフラワーを佐伯くんのお店から譲ってもらった蘭は、「店の奥にいるよりこっちの方がきっと花も喜ぶよ」・・・という佐伯くんの言葉に、「人にも花にも優しい」・・・と思うのでした!
七夕当日、短冊に「佐伯くんともっと仲良くなれますように」・・・という願い事を書いた蘭・・・
そしてそれを見つけた佐伯くんも、となりに「オレも」・・・と書いたのでした。
【 #高嶺の蘭さん】餡蜜先生 @ammitsu630
勉強もスポーツもできるクールビューティーな蘭は、
周りから“高嶺の花”と呼ばれ、一目置かれている。
だけど同じクラスの『晃』だけは…!?これこそ『the 少女マンガ』と思うー‼
高嶺女子×お花屋男子の #ピュア ラブストーリー😍https://t.co/glLqJIRvFZ— Amebaマンガ (@dokusho_ojikan) February 28, 2020
「高嶺の蘭さん」1巻・第4話のネタバレ、あらすじ
あらすじ1|ひまわり畑でデートの約束
もうすぐ夏休み!
学校では男子たちが「祭り!花火!浴衣!」・・・と浮かれています。
佐伯くんから「夏休み何すんの?」・・・と聞かれて、スケジュール帳を開いた蘭は、勉強や塾で毎日予定がいっぱい!
「うわ~勉強ばっかり!」「ハードスケジュール過ぎて俺には無理だわ!」・・・と、みんなで驚きの声をあげます。
学校が終わった帰り道、駅の改札を出た蘭は、ふとポスターが目に入りました。
「そうだ、ひまわり畑に行こう!」
それは、ひまわり園が開催するイベントの告知ポスターでした。
「みんなこんなイベントも行ったりするのかな?」・・・と、蘭が小さく呟いていると、そこに佐伯くんが急に、蘭の顔に冷たいペットボトルを当ててきました。
「きゃっ!」・・・と驚く蘭に、「ドッキリ成功!」・・・と笑いかける佐伯くん!
蘭がひまわり畑のポスターに興味を持っていることに気づいた佐伯くんは、「高嶺ってさ~
休みあんの?」・・・と尋ねます。
「あるよ!あさっての日曜日とか・・・」「おし、じゃ~息抜きしに行こ!」・・・と、ひまわり畑のイベントに蘭を誘う佐伯くん。
「ここのオーナー知り合いなんだ、昔よく行ってたから案内もできるし!」・・・とドヤ顔!
そして連絡を取り合うためにSNSのIDを交換することにしました。
SNSに疎い蘭にアカウントの作り方から教える佐伯くん。
蘭は佐伯くんとの距離が近くてドキドキです。
その日の夜、23時半になっても連絡が来ないので、そわそわして待っているところにメッセージ受信の音が鳴り、蘭は「ひゃっ!」・・・と驚きます!
「遅くなってごめん!日曜、美空駅に11時で大丈夫?」「はっ、はい!」・・・と緊張しながら敬語で返信する蘭。
佐伯くんからのメッセージに、蘭は「文明の利器ってすごい!」・・・と感動するのでした。
あらすじ2|ひまわり畑で食べる蘭の手作り弁当
日曜日の朝、麦わら帽子にワンピースを着た蘭がドキドキしながら駅で待っていると、「おまたせ!」・・・と佐伯くんが現れます。
蘭の重たそうなバッグを見て「一泊旅行ですか?」・・・と、からかう佐伯くん!
そんな佐伯くんの私服姿を見るのは初めてで、ちょっとドキドキの蘭・・・
バスに揺られて2人は”ひまわり畑”に到着しました!
「わあ~~!」
よく晴れた青空に、ひまわり畑がまるで「地平線」のように、ずっとずっと広がっています。
こんなに沢山のひまわりを見るのは初めてだという蘭!
その時、佐伯くんのお腹が「ぐうぅ~」・・・っと鳴りました。
「先に腹ごしらえすっか」・・・と言う腹ペコな佐伯くんに、蘭は「お弁当作ってきたのっ!」・・・と、豪華なお弁当を広げます!
鮭の塩焼きや卵巻き、おにぎりにレンコンの和え物・・・
おせち料理みたいに、美味しそうなものがたくさん詰め込まれています。
蘭の作ったおにぎりを「ん~っうま~~~!」・・・と、美味しそうに頬張る佐伯くんに、蘭はホッとするのでした。
「ちゃんとした手料理食うの久しぶりでがっついちゃった!」
「オレも父さんも決まったのしか作れないから」・・・という佐伯くんに、蘭は母親が入院していることを知ります。
初めて知る佐伯くんの家庭の事情でした。
あらすじ3|ひまわりの花言葉に照れる蘭
蘭が作ったお弁当を完食して、「ごちそうさま~」「ありがとう全部食べてくれて」「んまかったもん」・・・と、2人で喋りながらひまわり畑を歩いていると、そこにひまわりバスが通りかかりました。
「あれ乗ろ!」・・・と、ひまわりバスに乗り込んで座ったとたん、大きな欠伸をする佐伯くん。
眠そうな佐伯くんに蘭が「お腹いっぱいだと眠いよね」・・・と言うと、「ごめん、店朝早いし余計・・・いつも今頃眠気ピークで」・・・と謝ります。
「そっか、今朝も手伝ってたんだ」・・・と気づいた蘭。
「ごめんなさい、疲れているのにわざわざ」・・・と、申し訳なくなって謝る蘭に、「なんで謝るの、オレが高嶺と来たいから誘ったんだよ」・・・と笑いかけました。
「またそんなこと平然と言っちゃうなんて」・・・と思いながら2人でバスに揺られて
いると、急に佐伯くんが蘭の肩に身体を寄りかけてきました!
突然のことにドキドキしてびっくりする蘭・・・
佐伯くんの頭からは、ほのかに花の香りがします。
バスが着いて、ずっと寝てしまったことを謝る佐伯くんに、「気にしないで15分睡眠は脳にいいから」とフォロー・・・
その時、蘭の被っていた麦わら帽子が風で飛ばされてしまいます!
「取りにいかなきゃ!」・・・と、ひまわり畑に入ろうとする蘭を、「あっ高嶺、服汚れるから待ってて」・・・と言って、佐伯くんが探しに行ってくれました。
「このへんだったよな?」「あれ、このへん?」・・・と、一生懸命探してくれる佐伯くんに蘭は「どうしてそんなに優しいの、嬉しくなっちゃう」・・・と思います。
そんなことを考えているところに、「あった!」・・・と、帽子を見つけた佐伯くんが笑顔を向けました。
「佐伯くんの笑顔、ひまわりみたいだったよ」・・・と笑う蘭に、佐伯くんは蘭に帽子を
被せてから「さっき言いそびれてたな、ひまわりの花言葉」・・・
「”あなただけを見つめる”だよ」・・・と伝えます。
一瞬の沈黙のあと佐伯くんは「高嶺焼けた?顔赤いよ」・・・と、蘭の顔を覗き込みます。
「えっ!」・・・と照れながら、「あなたの笑顔が燦々と照り輝くからだよ」・・・と心の中で思う蘭でした。
帰り道、駅で佐伯くんから「気を付けてね」と言われますが、もう電車が来てしまうのに、何か言いたげに俯く蘭。
「どした?」・・・と佐伯くんが屈んで近づきます。
「佐伯くんといるとすごく楽しいです。夏休み、また会ってもらえませんか?」
・・・と、蘭は勇気を出して、佐伯くんの目をしっかり見ながら伝えました。
「高嶺の蘭さん」1巻・第4話を読んだ感想
らくがき pic.twitter.com/QYwxjFE4vT
— 餡蜜❀蘭さん最終回ですよ (@ammitsu630) January 31, 2019
佐伯くんの、蘭をサラっとイベントに誘えてしまうスキルが素敵です!
蘭と佐伯くんは2人でお昼を木の下で食べるのですが、ひまわりが見渡せる場所でのお弁当って、とても美味しく感じられそうですよね。
お弁当を食べ終わって、蘭のバッグを佐伯くんがずっと持ってあげているのも、佐伯くんのさりげない優しさが出ていていいな・・・と思いました。
バスの中で疲れて眠ってしまった佐伯くんの頭から「ほのかに花の香りがする」と思った蘭・・・いつもお店の手伝いをしていて、花の香りに囲まれているからなのでしょうか?
佐伯くんの家のお花屋さんに行ってみたくなりました。
そして蘭は、ひまわり畑で佐伯くんと一緒に過ごした後に勇気を持って「夏休み、また会っ
てもらえませんか?」・・・と誘います!
すごくドキドキしながら言っているのが伝わってきて、「よく頑張って言えたね!」・・・と、蘭を応援したくなりました。
これに対して佐伯くんが、どんな反応をするのか楽しみだけど、超ドキドキです♪