Dr.クインチ

漫画「Dr.クインチ1巻 case1」ネタバレ感想|美容整形で人生が変わる?

鈴川恵康先生が送り出す、今までの医療マンガとはまったく違った切り口の斬新なストーリーが魅力のこの作品。

月に2回刊行される漫画雑誌のグランドジャンプにて好評連載中。

正統派の医師とはいえない、天才美容外科医「権藤弓一朗」を描く。

言葉は荒いが腕はピカ一の権藤が、メスを手に取り大活躍!

 

「Dr.クインチ1巻 case1」のあらすじ|美容整形は人生を左右する?

 

あらすじ1|美容整形の誇大広告問題に憤る弓一朗

テレビ中継されている記者会見で、厚生労働大臣政務官の佐々木昭仁議員は自らの主張を国民に訴えかけます。

その主張とは、「人の顔は人それぞれなのだから美容整形はいらない医療だ」というものでした。

このテレビ中継の記者会見を知り、藤美容クリニックの執刀医「権藤弓一朗」と麻酔医兼助手の「秋吉隼人」は、佐々木議員が通そうとしている、モラルのない美容外科医に制裁を与える法案について意見を交わします。

美容外科の仕事がなくなっても麻酔医に戻れる隼人はどこか楽観視しているものの、それでも「美容外科の宣伝をしただけで営業停止なんて」・・・と、弓一朗に言いました。

確かに美容外科の誇大広告は問題視されておかしくないと弓一朗もわかってはいますが、それでも会見に対して憤慨しています。

ただ弓一朗が怒っている理由は、どうやら国による制裁のことではないようです・・・

 

あらすじ2|美容整形を望む女子大生に驚きの提案?

場面は変わり、藤美容クリニックの院長の藤見恵理子は、大学2年生のレイコという患者の対応にあたっていました。

レイコはゼミで知り合った子に勧められ、整形をしたいということでした。

レイコは「コンプレックスの団子鼻を改善させたい」・・・と恵理子に相談しますが、そこで弓一朗が横やりを入れます。

「目頭切開」「エラ骨切除」も提案する弓一朗は、レイコの顔を見ながら失礼な物言いを連発!

それを聞いた恵理子は、慌てて弓一朗に「やめて!」・・・とツッコミを入れます・・・

さらに話は進み、すべての整形手術を行うと500万円はかかるということをレイコに弓一朗は正直に伝えました。

レイコは驚きながら、「500万円支払えるかどうか父親に相談してみる」・・・と申し出たものの、弓一朗は「無料で構わない」と衝撃的な一言を放ちます。

ただしそれには条件があり、美容整形する前の写真をすべて撮影させて欲しいとのことでした。

ただ施術写真を医療のための広告として使うことは、新医療広告ガイドラインによって禁止されています。

写真を撮影する理由はあくまで「個人的な理由」だと、弓一朗は説明しました。

個人的な理由なら構わないかもと思ったレイコは、弓一朗に正式に施術の依頼をしました。

 

あらすじ3|整形手術を無料で行った弓一郎の思惑は?

ただその後、無料で施術することを引き受けてしまった弓一朗に対し、院長の恵理子は「どういうつもりなの」・・・と詰め寄ります。

宣伝には絶対に使ってはダメだと念押しする恵理子ですが、弓一朗は冷静に「宣伝には使わない」と反論します。

恵理子は弓一朗がクリニックをめちゃくちゃにして院長の座を奪い取ろうとしている、あるいは独立でも画策しているのではないかと、不安になりました。

ですが弓一朗の目的は、院長の座を奪い取ることでも華々しく独立することでもありません。

ただ、施術がしたいだけだと答えます。

隼人から「本当に美人にできるのか」と言われた弓一朗ですが、弓一朗は自信たっぷりの様子です。

はたして弓一朗の施術で、女子大生のレイコは本当に美人になれるのか・・・

 

 

Dr.クインチ1巻 case1の見どころと感想

医療をテーマにしたマンガは数々ありますが、美容整形に特化しているのは非常に珍しいと思います。

あまりないテーマだけに、読んでいてとても新鮮味がありますね。

主人公の権藤弓一朗は思ったことを正直に口にしてしまう性格ですが、嘘のない物言いにはなぜか愛着がわきます。

しかも単にビッグマウスなだけでなく執刀医としての腕は確かだというのですから、そのギャップがカッコイイですね。

この作品の見どころは、どんな美容外科の施術があるのかを知れることと、施術を受けた人がどう変わっていくのかを知ることができる、人間ドラマだと思いますね。

エピソードごとにじっくりと楽しめそうな作品です。