古見さんは、コミュ症です。

漫画「古見さんは、コミュ症です。」1巻ネタバレ・あらすじと感想

『古見さんは、コミュ症です。』は、「デジコン」でデビューしたオダトモヒト先生が送り出す人気漫画で、週刊少年サンデー(小学館)で、2016年から連載中!

2020年9月の時点で単行本が18巻まで刊行されており、読者からとても根強い支持を受けている注目の作品です。

古見さんは、コミュ症です。1巻ネタバレ・あらすじ

 

主人公の只野 仁人(ただの ひとひと)は、私立伊旦高校に入学しました。

晴れて憧れの高校に入学した仁人が心に決めた目標は、周りの空気をしっかりと読んで平穏無事な高校生活を送ることです。

 

 

仁人はそれが楽しくて幸せな高校生活への近道だと、信じて疑いません。

そこでまず「あいさつが大事だ」と心に誓った仁人は、昇降口で一人のとても美人な女子生徒を見かけます。

しかし期待感とは裏腹に、なぜか女子生徒にギロリと厳しい視線で睨まれてしまう・・・

「何か悪いことでもしたかな」・・・と驚いた仁人ですが、真実はまったく違います。

仁人を嫌ったわけではありませんでした。

美人な生徒の名前は古見 硝子(こみ しょうこ)。

彼女は人とコミュニケーションを取ることがとても苦手な、極度のコミュ症だったのです。

 

コミュ症の古見さんと同じクラスに!

 

そんな古見さんは仁人と同じクラスで、しかも偶然のいたずらか隣の席だと判明!

美人の隣の席になった仁人は周りのクラスメイトからとても羨ましがられ、突き刺さるような痛い視線を浴びてしまいました。

その後、古見さんのいろいろな行動から「古見さんは人と接するのが苦手なのではないか?」・・・と思った仁人は、思い切って古見さんにそう尋ねます。

古見さんはその問いにただコクリと頷いて、人と接するのが苦手なことを認めたのでした。

 

古見さんと筆談でコミュニケーション

古見さんは人と話すのが苦手なため、黒板に文字を書いて筆談で仁人とコミュニケーションを図ります。

でもまだ、お互いよく知らないこともあり話題がなくなって気まずい雰囲気に・・・

その時古見さんは、「本当は喋りたい」・・・と黒板に書いて仁人に本心を伝えました。

そして、「なぜか怖がられてしまい、誰かと一緒にお弁当を食べることすらできない」・・・と、仁人に思い切って打ち明けたのでした。

古見さんが正真正銘のコミュ症だとよく分かった仁人は、古見さんを少しでも理解しようと思い、黒板にたくさんの言葉を並べてお互いの気持ちを必死に伝え合いました。

 

古見さんの夢は「友達100人作ること」

 


そこで古見さんの高校生活の夢が「友達を100人作ること」だと明らかになります。

仁人は友達1号に認定され、古見さんと一緒に友達作りをしていくことになりました。

しかし古見さんは極度のコミュ症なので、クラスメイトに「私と友達になって下さい」・・・と声をかけることすら難しいのだと仁人は知りました。

こうして仁人と古見さんは友達100人を目指して友達作りをしていくことになったわけですが、2人はまだ何もわかっていませんでした。

この私立伊旦高校の合格基準は「個性」あるのみで、試験の方法は体裁上の筆記試験だけでした。

・・・なので、入学している生徒は、仁人や古見さんも含めてみんな誰もが”超”がつくほど個性的です。

つまり仁人と古見さんは個性的なクラスメイト達を相手にすることになるため、そう簡単には友達を作ることができません。

ただでさえコミュ症で人とのコミュニケーションを取ることが難しい古見さんが、はたして友達を100人も作ることができるのか、仁人と古見さんの波乱に満ちた高校生活が幕を開けたのです。

 

古見さんは、コミュ症です。1巻を読んだ感想

まず古見さんの、見た目とのギャップがとても魅力的だと思いました(もえもえです!)

顔つきや目つきはちょっと怖いのですが、内心はとても恥ずかしがり屋でかわいらしい女の子の一面が垣間見えて良いですね。

今までにあまりいなかったタイプのヒロインだと思います。

そしてそんな古見さんに協力して、友達作りに取り組む仁人も、健気で好感が持てますね。

クラスメイト達はみんな個性派揃いで、友達作りは大変そうに感じますが、そこがまたこの漫画の見どころではないでしょうか!

2人で力を合わせて友達100人作れたらいいなぁと、応援していきたいです!