古見さんは、コミュ症です。

漫画「古見さんは、コミュ症です。」2巻ネタバレ・感想|個性的な生徒に絡まれる?

コミュ症の古見さんの夢は、友達100人作ること

しかし、私立伊旦高校にいるのは、”超”がつくほどの個性的な生徒ばかり・・・

「負けず嫌い」「ストーカー」「中二病」・・・などなど、個性的キャラの面々がコミュ症の古見さんに付きまとい、友達になるなんて無理だと感じますが、なぜか最後には自然と友達になってしまいます。

それぞれのキャラと古見さんとの掛け合いに思わずツッコミをいれたくなる、読んでいて後味の良い学園ラブコメディ第二弾!

 

古見さんは、コミュ症です。2巻ネタバレ・あらすじ

 

古見さんをライバル視する「矢田野まける」は負けず嫌い!

 

 

同じクラスの「矢田野(やだの)まける」は、負けず嫌いな性格

身体検査の結果で古見さんを”勝手”にライバル視するも、スタイル抜群、視力も良好な古見さんには到底叶いません。

しかし「足が短い方がモテる国はきっとある」・・・などと、判定の基準に疑問を持ち勝負を引き分けにしてしまいます。

そして今度は体力測定で勝手に勝負を挑みますが、スポーツ万能の古見さんに勝つのは難しく、唯一自身があった50m走でも惨敗!

矢田野さんが一方的に、勝負を挑んでいたことなど全く気づいていなかった古見さんですが、矢田野さんは素直に負けを認め古見さんに握手を求めます。

しかし、突然の握手に驚いた古見さんは、緊張で握手ができません!

そんな古見さんを見た矢田野さんは、「握手をしないのは自分をライバルとして認めてくれたからだ!」・・・と、またもや一方的な勘違い

でもこれでいつの間にか、ライバル関係の友達ができました・・・

 

古見さんを好きすぎる「山井 恋」はストーカー!

 

 

同級生の山井 恋(やまいれん)は、可愛らしく友達も多い普通の女子高生ですが、実は古見さんの事が好きすぎて病んでいます

度が過ぎるストーカーで、古見さんの事になると人格が変わり、古見さんと仲良くしている只野くんを許せず、山井さんの自宅に監禁してしまいます。

しかしたまたま、只野くんを監禁中の山井さんの自宅に、古見さんと長名なじみが遊びに行くことになりました。

山井さんは慌てて只野くんをクローゼットに隠しますが、なじみがすぐに見つけてしまいます。

監禁していたことがバレてしまった山井さんですが、開き直って包丁を持ちながら、笑顔で持論を長々と主張しました。

「自分は古見さんの友達にふさわしくなれるよう努力してきたのに、只野くんのような凡人が古見さんと一緒にいるのはおかしい・・・」

これを聞いた古見さんは、山井さんを友達とは認めず、「私の友達は私が決めます」・・・とノートに書き帰ってしまいます。

そして古見さんは、「只野くんが監禁されたのは自分のせいだ」・・・と自己嫌悪に陥り、翌日只野くんに、自分と友達でいない方が良い・・・と、ノートに書き伝えました。

しかし只野くんは照れながらも、「僕の友達は、僕が決めるよ」・・・と、古見さんとこれからも友達でいることを伝えます。

そこへ、なじみに諭され反省した山井さんが、只野くんと古見さんに謝りに来ます。

古見さんは、山井さんにコミュ症のことも理解してもらい、改めて友達になることに!

相変わらず病んでいる一面もある山井さんですが、友達として認められとても嬉しそうです。

 

古見さんと血の契約を結びたい「中々思春」は中二病!

 

 

中々 思春(なかなかおもはる)は、自分の世界の空想に酔っている、いわゆる「中二病」の女の子。

古見さんの事を”コミリア姫”と呼び、自分と「血の契約」を結ばなければ世界が滅びる大爆発が起きると言い出し古見さんを混乱させます。

しかし、元中二病の只野くんには中々さんの気持ちが少しわかるのか、「血の契約=友達になりたい」・・・ということではないかと古見さんに伝えます。

そして体育の時間、その性格からか誰とも体操のペアを組んでもらえない中々さんに、古見さんが近寄ります。

ペアを組んでもらえて本当は嬉しい中々さんですが、素直にお礼を言えず強がって空想の世界に入ってしまいますが、感謝の気持ちはちゃんと古見さんに伝わったようです。

この他にも、古見さんの自宅にお邪魔してお母さんのキャラに驚いたり、只野くんたちと一緒にラーメン屋に行ったり、お買い物に行ったりと、盛りだくさんの内容です。

また、古見さんの休日の様子や、元中二病の只野くんの中学時代の話もあり、ちょっと笑える第2巻です!

 

古見さんは、コミュ症です。2巻の見どころと感想!

 

 

2巻の見どころは、只野くんが山井さんに監禁されてしまったのは「自分のせいだ」・・・と、ショックを受けた古見さんが、それでも「只野くんの友達でいたい・・・」という思いを、筆談ではなく声を出して言葉で伝えることができたシーンです

ちょっとジ~ン・・・と、きちゃいました!

個性的なキャラの大げさすぎる行動に、読みながら親しみが湧いてくるこの作品ですが、山井さんの行き過ぎる行動は笑えないな・・・と、読んでいて思いましたが、最終的には古見さんの言動に繋がり、重要なキャラだったんだなと感じました。

あまり反省していない感じのする山井さんですが、今後の登場シーンが楽しみです。