Dr.クインチ

漫画「Dr.クインチ1巻 case3」ネタバレ・あらすじ感想|美容整形であざを消す!

藤美容クリニックの執刀医「権藤弓一朗」は、顔の整形に豊胸施術と、女性の外見の悩みを次々に解決!

誰に対してもズケズケと、歯に衣着せず何でも正直に言ってしまう性格は玉にキズだが、その腕前は超一流のものでした。

次に藤美容クリニックを訪れるのは、どんな悩みを抱える人なのか・・・?

 

 

「Dr.クインチ1巻 case3」のネタバレ・あらすじ|KATEのあざの秘密?

 

あらすじ1|壮絶な過去を持つ少女

藤美容クリニックに「KATE(ケイト)」という少女が現れる2週間前のこと、馴染みのある芸能事務所の老齢の会長から、とある頼みごとを権藤弓一朗は受けました。

その頼みごととは、歌手としてデビューさせる予定の18歳のKATEを、過去の自分とは全く違う誰だか分からない別人に変えて欲しいというものでした。

「18のハナタレ娘に大した過去があるわけねぇだろ!」・・・と、一笑に付した弓一朗でしたが、KATEは壮絶な過去の持ち主だと会長は弓一朗に伝えます。

KATEとその母は日ごろから父親に虐待され、痣や生傷の絶えない地獄のような生活をしていましたが、ついに父親は母親を刺殺してしまう・・・

壮絶な事件を経験し、その後児童養護施設をたらい回しにされたKATEはまともな教育を受けることもすら出来ませんでしたが、事務所のオーディションを受けに来たKATEの歌声に審査員一同は驚愕!

オーディションの様子を流した映像と歌声をタブレットで聴いた弓一朗たちも、その圧倒的な歌唱力に言葉を失います。

まともな教育を受けられなかったKATEは施設を転々とし、そばに寄り添ってくれるような友達もできませんでした。

KATEはとても孤独だったのです。

そんなKATEの心を正気に保たせてくれたのは、唯一歌を歌うことでした。

その歌声が、会長をはじめとした事務所スタッフの心を動かしたのです。

すべての話を聞き終えた弓一朗は、会長の頼みごとを引き受けることに決めました。

 

あらすじ2|胸に刻まれた痣が母との唯一の思い出になる

 

藤美容クリニックにKATEが現れると、弓一朗は他のスタッフに「2人だけにして欲しい」とお願いします。

2人だけになり、鏡の前で弓一朗はKATEに施術の内容を順に説明します。

「二重瞼を切開し眼窩内脂肪を切除することでパッチリに見せる」

「鼻翼を縮小して鼻筋を整える」

「エラ骨を削って顎を形成しEラインを造る」

・・・など、KATEの部位を整形するプランを弓一朗は次々と伝えます。

そして最後に「肌のホワイトニング」について説明し終えると、KATEは弓一朗にお願いごとを口にしました。

その願いごととは、胸の上にある「シミのような痣」だけはどうしても残して欲しい・・・というもの!

実はその痣は父の虐待によってつけられたものですが、母に手でさすられながら歌のことを褒められた、KATEにとって思い出深い痣だったのです。

母との唯一の思い出であることを、KATEは弓一朗に告げました。

しかし弓一朗は首を縦には振りません。

なぜなら会長から、その痣をしっかり消すようにと事前に指示されていたからです。

それでもKATEは引き下がらず、弓一朗に懇願します。

悩んだ弓一朗ですが、結局KATEの願いを聞き入れることにしました。

「その渇き・・・引き受けた!」

 

あらすじ3|「痣を残す施術方法」弓一郎の選択は?

KATEの前では願いを聞き入れた弓一朗ですが、院長の藤見恵理子には痣を消すつもりだと伝えます。

ただKATEは痣のことを自分の存在意義だと思っていると察知した弓一朗は、どうすればいいのかわからず深く悩みました。

施術の日、KATEから痣を残して欲しいと涙ながらに懇願された弓一郎・・・

痣がなくなったとしても思い出はなくなったりしないと、弓一朗はKATEに言いますが、KATEが痣を消したくないのは、痣が思い出深いからという理由だけではありません。

痣が残っていれば、たとえ整形で今とは別人になったとしても、天国の母に見つけてもらえるから・・・という儚い思いもあるのでした。

痣を消すのかどうか、助手の秋吉隼人に聞かれますが、それには答えず手術を始める弓一朗!

はたして弓一朗は、KATEと母を繋ぐ痣を消してしまうのか・・・?

 

「Dr.クインチ1巻 case3」のみどころと感想

今回のcase3では、今までのような軽妙な軽口や毒舌は鳴りを潜め、KATEの痣を消すのかどうかで弓一朗が真剣に悩んでいましたね。

これまでとは少し違う弓一朗が見られたような気がします。

またKATEが痣を消したくない理由に、胸がとても切なくなりました・・・

凄惨な事件を経験して孤独になりながらも必死に生きてきたKATEには、ぜひとも幸せになってもらいたいと思います!

はたして弓一郎は痣を消すのか、残すのか・・・

ここのところが、この話のみどころですね。

いつもの決めぜりふ「その渇き、引き受けた」・・・が今回も出たので、弓一朗は最高の決断をしているに違いないと、ドキドキしながら読み進めることが出来ました!