Dr.クインチ

漫画「Dr.クインチ1巻 case6」あらすじ・ネタバレ感想|ひかりの糸②

障がい者向けの風俗デリバリーで働く「山科ひかり」は、視覚障がい者の「瀬田ミツ」と出会います。

ミツに想いを寄せるようになったひかり・・・

しかしひかりは、目が見えるようになるかもしれない”角膜手術”を、ミツが受けることを知ります!

顔にある大きな「キズ」をミツに見られたくないひかりは、キズを消してもらいたい一心で凄腕美容外科医として知られる「権藤弓一朗」のもとを訪れるのでした。

 

「Dr.クインチ1巻 case6」のネタバレ・あらすじ|ひかりの思いを受け止め施術へ!

 

あらすじ1|形成外科手術を引き受ける弓一郎

「光のように見える糸を、必死で掴もうとするのに糸がすぐ切れてしまう」・・・という夢を見ることを、ひかりは弓一朗と院長の藤美恵里子に話します。

糸が切れた後は、真っ暗闇になって目覚める・・・という夢。

その話を聞いた弓一朗は、夢をみること自体がとても大事だとひかりに教えます。

ひかりは、顔のキズを消せるのかどうかを質問しますが、弓一朗の反応は芳しくありません・・・

縫合されてから4年もの歳月が経過していることを確認して思い悩む恵里子に同調し、キズを完全に消すのは不可能だと、弓一朗はひかりにはっきり告げました!

弓一朗は、初期治療のまずさを指摘し、感染症を起こしてしまい、皮下細胞にいたるまで大きくダメージを受けていることを正直に話します。

4年前の事件から約1年もの間、ひかりは激痛と恐怖感による引きこもり生活を余儀なくされました。

そんなひかりに弓一朗は、「形成外科」への受診を勧め、このキズは「美容外科」の領域ではないから、形成外科への紹介状を書く・・・と伝えます。

しかしひかりは、弓一朗の提案を受け入れようとはしません!

歌舞伎町でヘルス嬢として働いていた当時から、弓一朗は凄腕の外科医だとひかりは耳にしていました。

そして、ひかりの顔の大きなキズを見てもまったく目を逸らさなかったのは、瀬田ミツと弓一朗だけだった・・・と、目に涙を浮かべながら話します。

だからどうしても弓一朗に施術して欲しい・・・と、ひかりは懇願しました!

そんなひかりの心意気を買った弓一朗は、施術を引き受けることにします!

「いいだろう、その渇き・・・引き受けた!」

 

あらすじ2|施術で良くなった二人の関係は?

手術の日、弓一郎はひかりに施術方法を説明していきます。

まず破壊された皮膚を切除し、欠損部へタンパク質を噴霧・・・

そしてファズスキンパッド」でキズを覆うことで、やがてこのパッドが本物の皮膚になってくれる・・・

これで多少痕が残っても、メイクで消せるレベルになることを、ひかりに説明しました。

その頃ミツも、目が見えるようになるための角膜手術を受けていました。

手術後、ひかりはミツが入院している病院の病室を訪れます。

そして病室のドアの前でノックをしようと思った時、中にいるミツが声をかけてきました!

ひかりがつけている香水の匂いで、ミツは察したのです。

ベッドの上からミツは、ひかりに感謝の言葉を伝えます。

11歳の時に遭遇した事故で、視力も家族も何もかも失ったミツは、今までずっと諦めの気持ちを胸に抱きながら生きてきました。

しかし、ひかりと出会ったことで、「ひかりの全部を見てみたい」・・・という希望を持ったことを、ミツはドア越しに話しかけます。

でも、あまりにも真っ直ぐなミツの告白を聞いたひかりは、自分がミツに”ふさわしくない”・・・と強く思い、そのまま病院を出て行ってしまいました。

その後、ミツの包帯が取れるまでの期間を、ひかりは一人思い悩みながら悶々と過ごします・・・

ミツの包帯が取れる日が刻一刻と迫り、角膜手術の術後は良好で、ついにミツは視力を取り戻したのでした!

弓一朗の施術で、顔の大きなキズを消す手術を受けたひかりと、無事に角膜手術が成功して視力を取り戻したミツの二人の結末とは・・・

 

「Dr.クインチ1巻 case6」のみどころと感想

まさか今回は、弓一朗の出番がなくて活躍できないのかと、少し不安になってしまいましたが、やはりそんなことはありませんでしたね!

ひかりの顔にできた大きなキズから、まったく目を逸らさず真摯に向き合った弓一朗は、本当にカッコイイと思える話でした。

そして、ひかりの揺れる女心とミツの純粋な思いには、結構胸を打たれました。

この出会いは、二人の人生にきっと幸せをもたらしてくれることでしょう。

ひかりとミツがいったいどのような結末を迎えるのか、それがこのお話のクライマックスですね。