対異特務小隊の執務室で山のように積まれた書類に目を通す清霞ですが、美世の体調が気になり仕事に集中できない・・・
「婚約者なら忙しくても気に掛けてあげるべきでは?」・・・と、鶴木 新に言われた時の映像が頭の中で再生され、ますます仕事の手が止まってしまいます。
その時、”心ここにあらず”・・・という状態の清霞は誰かに呼ばれていることに気づき、ようやく我に返るのでした。
「わたしの幸せな結婚」 4巻 第25話のネタバレあらすじ

「隊長!」・・・と呼ばれ我に返った清霞の前には、書類を持った五道が立っています。
「勝手に入るな」・・・と清霞が言いかけたところで五道は、「扉も叩いたし何度も声かけました~」・・・と不満げな表情・・・
そして情報屋から預かったという調査書を手渡し、「失礼しました~」と部屋を出て行きます。
清霞はさっそく受け取った書類を開き、調査結果を確認しますが、思いがけない内容に思わず叫びながら勢いよく立ち上がります!
「鶴木 新の目的は美世なのか?」
すると目の前で、「うわっ!ビックリした~」・・・と、今度は五道が叫びます!
「まだいたのか?」・・・と言う清霞に対して、「今度も何度も声掛けましたよ~」・・・と五道は答えながら思いがけないことを言うのでした。
「隊長、今すぐ帰宅して下さい!」
「はっ?」・・・と驚く清霞に五道は、「そして明日は一日休みです!」・・・と追い打ちをかけます。
そして「五道、貴様何を言って・・」・・・と言いかける清霞に、「そんなに疲れていて、いざという時に動けなかったらどうするんですか!」・・・と真剣な表情で迫りますが、すぐに笑顔を見せて「今だけ隊長の仕事皆で分担しますから、一日だけでもゆっくり休んで下さい」・・・と促します。
すると清霞は、「すまん・・任せる」・・・と言って素直に帰宅するのでした。
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#わた婚アニメ
第二十三話「約束」
名シーン切り抜き映像①
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自宅に戻り「ただいま」・・・と玄関で声をかける清霞ですが、いつもなら出迎えてくれる美世が姿を見せず、ふと不安になります。
すると台所の方で物音がするので覗いてみると、そこには何か作業をしている美世の姿が・・・
しかし、明らかに顔色が悪く疲れ切った様子で、清霞が帰宅したことにも気づいていません。
「美世!」・・・と声をかけると、美世はハッとして「だ、旦那さま?」・・・とようやく気づき、「おかえりなさいませ」・・・と出迎えなかったことを謝ります。
清霞はここ最近、毎日仕事に追われ美世を気遣うことが出来ていませんでした。
そしてその間に、寝不足が続く美世の体調はますます悪化していたのです!
「美世、疲れているなら無理はするな!」
清霞はすぐに声をかけ気遣いますが、「いえ、だいじょうぶです」と美世は否定・・・
これを聞いて清霞は美世の手首をつかんで持ち上げ「それならなぜこんなにも痩せる?」、「なぜこんなに疲れている?」・・・と強い口調で詰め寄り、さらに次々と美世を責め立てる言葉をぶつけてしまいます。
さらに美世が数日前、悪夢の中で清霞に言われた最悪の言葉を、この現実の世界で言ってしまうのでした。
「こんなことになるなら、お前に勉強の機会を与えるのではなかった」
・・・美世は悪夢が現実となってしまい、ポロポロと涙をこぼしながら意識を無くして崩れるように倒れ込みます。
その姿に「はっ!」・・・と我に返った清霞は、気を失った美世を抱きかかえながら、自分が美世にしてしまったことを激しく悔やみます。
これまでの美世の努力を全否定し、かつて斎森家が美世に対してしていたことを、今自分もしてしまった・・・
美世を傷つけてしまった・・・という、沸き上がる言葉にはならない感情・・・
「すまない・・美世・・・」
「わたしの幸せな結婚」 4巻 第25話を読んだ感想
美世を襲った悪夢がとうとう現実になってしまった・・・
斎森家のかつての家族はもちろん、味方であるはずの「ゆり江」や「葉月」までが美世を貶める言葉をぶつけて来る・・・
そして最後に、清霞がとどめの一撃を加える!
「こんなことになるなら、お前に勉強の機会を与えるのではなかった」
この瞬間に美世は目覚め、これが夢だったと気づきますが、でも・・・とうとう”現実世界”でまったく同じセリフをぶつけられてしまった・・・(´;ω;`)
この場面はホント切ないなぁ~(>_<)