わたしの幸せな結婚

漫画「わたしの幸せな結婚 4巻 第26話」ネタバレ・あらすじと感想

「こんなことになるなら、お前に勉強の機会を与えるのではなかった・・・」

”悪夢”の中で清霞に言われた言葉を、現実でもそのまま言われてしまい気を失ってしまった美世は、翌朝ようやく目を覚まします。

そして、悪夢にうなされている時には必ず、光の中から手を差し伸べてくれていたのが清霞だったことに気づくのでした。

 

 

「わたしの幸せな結婚」 4巻 第26話のネタバレあらすじ

 

「旦那さまに謝らなければ」・・・と、美世は起きて身支度を整え朝食の準備をします。

目を合わせることもなく無言で食事をする清霞に、「もう駄目かもしれない」・・・と、愛想をつかされ追い出されてしまうのではないかと美世は不安を覚えます。

そして食事を終えた清霞は、「食べ終わったら出かける準備をしろ」・・・と言って居間を出て行くのでした。

外出の支度が整い、車で出かける二人・・・

清霞は普段通り、車の乗り降りなどで美世の手を取りやさしく付き添ってくれるものの、目を合わせてはくれない・・・

そして見慣れない建物の前で車を止め、「入るぞ」・・・と言って入って行きます。

建物の玄関上には”鶴木貿易”という会社名が書かれた看板・・・

社内に入った清霞は受付で、「対異特務小隊の久堂だ、鶴木 新に用があって来た!」・・・と要件を伝えます。

受付係が、「失礼ですがお約束は?」・・・と確認してきますが、清霞は「ない!ただ彼は私を待っているはずだ」・・・と答え係りが慌てて確認をしようとしたところ、後ろから声が掛かりました!

「ようこそ!久堂少佐」・・・そして「美世さんも昨日はどうも」・・・と美世に対しても声を掛けてきたのは「鶴木 新」でした。

そしてすぐに、「場所を移動しましょう、積もる話もあることですし」・・・と、意味深なことを真顔で言って別の場所へ二人を案内するのでした。

 

 

 

清霞と美世が案内された洋風な建物の玄関には”鶴木”と書かれた表札が掛かっています。

二人は”鶴木 新”の自宅に招かれていたのでした。

客間に通された二人は静かに座って待っていますが、この時美世の頭の中にはいろんな思いが駆け巡ります。

「ここは鶴木さんのご自宅のようだわ」

「積もる話があるとおっしゃってたけど、わたし何かしてしまったのかしら・・・」

・・・と、少し不安を感じながらあたりを見渡す美世・・・

するとそこへ、「お待たせしました」・・・と言いながら、鶴木 新ともう一人”年老いた男性”が入ってきました。

するとこの老人は美世を見ると突然、思いがけないことを口にします!

「ああ、澄美によく似ている・・・」

美世は、いきなり母親の名前を言われたことで思考停止状態に・・・

「えっ!澄美?・・・お母さまのこと・・・?」

そして、新と老人は腰を下ろし、改めて挨拶を始めます。

「では改めまして、ようこそ我が”薄刃家”へ!」

この「鶴木貿易」を営む”鶴木家”こそが、清霞が探し続けていた「薄刃家」だったのです!

さっそく老人が口を開き、「儂は先代当主”薄刃義浪”という」・・・と名乗り、さらに「美世、お前の祖父だ!」・・・と驚きの一言・・・

そして、新は「俺は”薄刃 新”が本当の名前です」・・・と言ってさらに、「美世さん、君の従兄にあたる」・・・と自己紹介。

あまりに急な展開に、二人の話を黙って聞いていた美世ですが、すぐに重大なことに気づきます。

「じゃあ、ここは、お母さまの実家・・・?」

 

「わたしの幸せな結婚」 4巻 第26話を読んだ感想

お互いを思う気持ちのすれ違い・・・というか、ボタンの掛け違い・・・というか、なんともモヤモヤした感じがここ数話続いていました。

そしてついに、悪夢が現実になってしまった・・・

でも、その後の展開がこの物語の核心にちょっと近づくのかな?・・・っていう感じで急に開けて来たように思います。

ついに現れた”薄刃家”の人たち・・・

美世っちをどうするつもりなのかぁ~?(>_<)