わたしの幸せな結婚

漫画「わたしの幸せな結婚 3巻 第19話」ネタバレ・あらすじと感想

”淑女”としての勉強を望む美世の教育係として現れたのは、清霞の姉の「葉月」でした。

女学校を卒業し、幼い頃からいくつもの習い事をしていた葉月ですが、「基本くらいなら教えてあげられるわ」・・・と断ったうえで、ちょっと不安そうに美世に問いかけます。

「でも、嫌じゃないかしら・・・?」

一度結婚に失敗している小姑から教育を受けるなんて、ちょっと煩わしいのではないか?・・・と、葉月は心配していたのです。

 

 

「わたしの幸せな結婚」 3巻 第19話のネタバレあらすじ

 

「小姑なんて煩わしいでしょう?」・・・と尋ねられた美世は、結婚していた葉月が旧姓の「久堂」と名乗ったことを思い出します。

嫁ぎ先で何かあったんだろうと思いを巡らし、「わたし無神経だったかしら?」・・・と少し不安になりますが、「そのようなことは気にしません」とキッパリ返答!

すると葉月は、ガバッ・・・と美世に抱きつき、「良かった!」・・・と大喜び!

ネコが飼い主に甘えるかのように顔をグリグリ押し付けて、「もう何て良い子なのかしら!」・・・と、嬉しさMAXな様子・・・

そして清霞に対して、「この子、持ち帰ってもいい?」・・・と言いますが、あっさり「駄目だ!」・・・と却下されてしまいます。

久堂”姉弟”はその後も美世をめぐって、本気か冗談か分からないような会話で盛り上がっていますが、そんな二人の親し気なやりとりを見ていた美世は、なぜか寂しげな気持ちを覚えてしまうのでした。

その時、「美世、どうかしたか?」・・・と、突然清霞に言われた美世はハッとして我に返り、「な、何でもありません」・・・と慌てて返事をします。

美世の体調を気に掛けていた清霞は、うわの空でボーっとしている美世に声をかけ、改めて無理はしないよう念押しするのでした。

葉月も「無理は駄目よ」・・・と心配しますが、「本当に大丈夫ですので」・・・と美世が言うので、これから勉強を効率よく続けていくために”目標”を持つことを提案します。

「二ヶ月後にパーティーがあるので一緒に参加してみましょう」

「パ、パ~ティ~、ですか・・・?」

突然のパーティーへの誘いに恐れおののく美世ですが、「やってみればいいんじゃないか」・・・という清霞の後押しもあって、淑女に変わるために参加することを決意するのでした!

 

 

清霞は、美世が勉強を始めることを認めたものの、寝不足で体調がすぐれないことを気にかけていました。

美世はこの屋敷に来て以来毎晩のように悪夢にうなされ、まともに寝れない日々が続いているのです!

そしてこの日の夜も、美世の部屋から異様な気配を感じた清霞は確信します!

「これは、異能の気配!」

しかし、うなされる美世の手を取り落ち着かせながら、辺りの気配を探ろうとしますが何も分からない・・・

でも、以前は微かに淡い感じだったこの気配が、日に日に強く濃くなっているのは確かだ!

ただ、屋敷に張っている結界が破られた様子はなく、外部からの侵入は考えにくいが、もしや、謎に満ちた「薄刃家」の異能者の仕業なのか?

それとも、これは美世自身の異能の力なのか?・・・などなど、様々な思いが清霞の脳裏を駆け巡りますが、実際どうすることも出来ず様子を見るしかありませんでした。

「また、悪夢を見た・・・」

美世は目覚めるとすぐに、心の中で呟きます・・・

そして、夢の内容が少しづつ変化しさらに悪化ていることに気づいて、ますます辛い気持ちになるのでした。

特に、「清霞」と「ゆり江」が登場する悪夢は一番辛い・・・

それでも、これ以上清霞に心配は掛けられないという思いで、今日も勉強を続ける美世でした。

 

「わたしの幸せな結婚」 3巻 第19話を読んだ感想

今回、”小姑”の立場になる清霞のお姉さん「葉月」が登場して、ちょっとドキドキしていましたが、嫌みなんか言わない優しい素敵なお姉さんのようで、ホッとしました!

ご令嬢にありがちな冷たくすました感じもなく、逆に親し気に接してくれるので、美世の教育係にはピッタリなのかもしれませんね!

清霞も安心して任せられる・・・のかな?

でも、美世は悪夢にうなされる夜が続いてるので、体調がホント気になります!

悪夢の原因が”異能”の影響であることは分かったものの、誰がどのように仕掛けてるのか一切分からないのがもどかしい・・・

やっぱり「薄刃家」の能力(異能)としか考えられない私ですが、真実はいかに?