補習授業で眠気を我慢しているところを、膝の上に寝かせてくれたやさしい荒瀬に怒る吉高ですが、でも本当は「2人きりになりたい!」・・・と思っていたのでした。
テスト最終日、忙しさのあまり荒瀬に差し入れしてあげることも出来ず、電話にも出られずに泣いてしまう吉高・・・
そして補習授業で荒瀬をしごくはずが、またもや荒瀬のペースの誘惑が・・・
仕事が一段落したその日の夜も、嬉しさと恥ずかしで吉高は眠れそうにありませんでした!
すっかり忘れてましたがうぇぶり更新されてました!よろしくお願いします〜🙏https://t.co/kcMsMQLdeG
— 源素水 (@minamoto4696) January 16, 2021
先生は恋を教えられない 1巻第4話のネタバレ・あらすじ

テスト最終日!
テストの監視係の仕事が終わり忙しそうな様子の吉高は、帰宅している荒瀬と佐古田から「さよ〜なら〜!」・・・と声をかけられても、表情も変えずに「さよなら!」・・・と、素っ気なく返すのみでした。
忙しくて会話もなく、すれ違っているような吉高と荒瀬・・・
日が暮れて夜になりますが、吉高は他の教師達が帰った後も1人職員室で仕事をしていました。
すっかり疲れがたまっている吉高は、「ふーっ」・・・と一息ついて給湯室でマグカップにお湯を注ぎます。
すると、「今日も可愛らしいですね」・・・と、今朝登校してきた荒瀬から言われた言葉を急に思い出し、恥ずかしさでボッ!・・・と赤くなってしまいます。
「まだ仕事中で、そんなことを考えていてはいけない!」・・・と思いながらも、時計を見るともう20時過ぎ・・・
吉高は時間が遅くなってしまったことや、荒瀬がまだバイト中だろうということを考えます。
デスクに突っ伏しながら、最近荒瀬に差し入れを持って行けていないことや、ちゃんとご飯を食べてるかどうかの心配に思いを巡らします。
そして急に思い立ったように、「よし!」・・・と言って、残りの仕事の書類をカバンに入れて急いで帰宅することにしました。
吉高は車の中で、「今日こそは荒瀬くんに差し入れを持っていくわ!」・・・と意気込みます。
家に帰ってさっそくエプロンを結び、ジャガイモの皮をむいて、荒瀬のために一生懸命手料理を作ります。
「あとは煮込むだけね」・・・と、お鍋を火にかけたままテストの採点作業をしていると、お鍋の様子がおかしい・・・
「あ!」・・・と言って蓋を開けると、案の定中身は焦げてしまっていました。
「これじゃ持っていけないわ」・・・と、その場にしゃがみ込んでしまい、荒瀬に料理を持って行くことを諦めてしまいます・・・
終わったーーー(これはボツった先生です) pic.twitter.com/fQTO0w9aE4
— 源素水 (@minamoto4696) November 22, 2020
そして、ため息をつきながら終わっていないテストの丸付けの仕事を進めることに・・・
独特な「集中のポーズ」をとって眠気を覚まそうと努力しますが、気がつくと朝の4時過ぎ!
なんと、仕事が終わっていないのに寝落ちしていたのでした!。
携帯には、吉高に会いたいと思ってかけられた荒瀬からの不在着信の履歴が残っています。
ペンを手に取り、採点作業の続きを始める吉高の目から急に涙が溢れてきました。
差し入れ出来なかったこと、寝落ちしてしまって荒瀬からの電話に出られなかったことを考え、”ダメダメ”な自分・・・と悲しみ「ごめんね荒瀬くん」・・・と泣きながら仕事を続けます。
吉高が涙ながらに作業をしていると、そこに荒瀬の答案用紙が出てきました。
採点を終えてテストの結果が”35点”であることが分かると、涙は消え「あのバカ・・・みっちりしごいてやるわ!」・・・と、憤りながら夜が明けていくのでした。
翌日、テストの補習授業も終わり忙しかった仕事も片付いて、「やっとゆっくり寝られるわね」・・・と、安心してリラックスしながらお風呂に入ります。
そして、パジャマに着替えベットでゆっくり眠ろうとしますが、補習授業の最中に荒瀬の膝に横になって頭を撫でられた出来事をふと思い出し、またもや「ボッ!」・・・と、赤くなっていしまいます。
恥ずかしさで布団をかぶりながら、「みっちりしごく予定だったのに」・・・と考えながらも、ドキドキしながら「なんだか今日も眠れそうにないわ」・・・と、思い耽る吉高でした。
先生は恋を教えられない 1巻第4話のみどころと感想
今月のゲッサン、『先生は恋を教えられない』はお休みです。来月はカラーページ+単行本4巻出ますのでよろしくお願いします! pic.twitter.com/Jps6xMo7op
— 源素水 (@minamoto4696) October 8, 2020
「テスト最終日」から「補習授業終わり」までを、前話の荒瀬の視点とは少し違った”吉高目線”で描かれた内容で、2話が連動しているところも面白く、吉高の真面目さや一生懸命さが存分に伝わってくるストーリでしたね。
忙しいながらも、荒瀬のためにけなげに煮物を作る姿に、ついつい「頑張れ!」・・・と応援したくなってしまいます。
料理も失敗して、寝落ちしてしまうくらい疲れていて大変なのに、荒瀬に対する気持ちが大きくて泣いてしまうシーンに、自分の経験が重なり感情移入しまくって、もう涙がボロボロ、ボロボロ止まりませんでした・・・
でも、最後の荒瀬のテスト結果に対する反応は笑ってしまいますね。
そして、仕事を終えてリラックスしながら寝る直前に、補習授業での荒瀬の膝枕を思い出して赤くなる様子には、吉高のキュートさや恋愛のあるあるが詰まっているように感じて、なんだか温かい気持ちになりました。