先生は恋を教えられない

漫画「先生は恋を教えられない 2巻」第12話のネタバレ・あらすじと感想

自由奔放な荒瀬の姉に散々振り回された吉高でしたが、結局荒瀬と二人きりでクリスマスを過ごすことが出来ました!

・・・とは言っても、二人でただ黙々と”ケーキを食べただけ”の夜・・・

それでも荒瀬の気持ちを感じることが出来て、なんだかホッとしてじんわり嬉しくなった吉高でした。

 

 

先生は恋を教えられない 2巻第12話のネタバレ・あらすじ

 

バイトから戻った荒瀬は、アパートの前に吉高の車が止まっていることに気づきます。

「遅い!」・・・と、車から降りてきた吉高はちょっとご機嫌ななめな様子・・・

そして、「入ってればいいのに」・・・と合鍵を使うよう勧める荒瀬に対し、「生徒の部屋にホイホイ上がるわけにはいきません!」・・・とキッパリとそれを拒否!

さらにその合鍵を「返す」と言い出します。

「これはプレゼントですから」・・・と言う荒瀬に、「いりません!」・・・と完全拒否!

しかし荒瀬の部屋の前には、合鍵で入ろうかどうか散々迷ったと思われる足跡が雪の中にしっかりと残っているのでした。

そこを見逃さない荒瀬にツッこまれ、うんぬんかんぬん・・・いろいろ言い訳をする吉高ですが、とうとう「持ってたら使っちゃうもの」・・・と、本音がポロリと出てしまいます!

さらに、「一度入ると帰りたくなくなっちゃうのよ」・・・と、二人で部屋にいても”何もしない”・・・と得意げに語っていた荒瀬にとって衝撃発言!

驚いて目が点になっている荒瀬の顔を見て、「何?その顔?」・・・と焦る吉高・・・

すると荒瀬は、「何もしない自信がなくなってきました」・・・とボソリ・・・

それを聞いた吉高は「お返しします!」・・・と鍵を渡し帰ろうとしますが、「せっかく先生用に作ったんですから」・・・と言われ、つい強い口調で受け取ることを拒んでしまいます。

「これ以上苦しめないでよ!」

こう言われて吉高を苦しめていることに気づいた荒瀬は、「先生の負担になるんじゃしょうがないですね」・・・と、しょんぼりしながら謝ります。

その様子に吉高も、言葉を失い落ち込んでしまうのでした。

 

 

改めて合鍵を渡すことの”重さ”に気づいた荒瀬は、400円で作った合鍵を手にして一人もんもんとしています。

するとそこに、姉のマコから電話が・・・

「彼氏から指輪プレゼントされたけど、重くね?ドン引き!」・・・という、本気なのか、ただの自慢なのかよく分からない話で一人盛り上がるマコ・・・

そしてマコが「あんたは先生に」・・・と言いかけたところで、荒瀬は「ほっとけ」・・・と電話を切ってしまいます。

後日、指輪のことが気になっていた荒瀬は、プレゼント出来そうなものを探しにデパートをウロウロ・・・

でも当然ながら高価な物は買えないし、そもそも受け取ってもらえない!

「これ以上苦しめないでよ!」・・・という、吉高に言われた言葉が頭の中を巡ります。

結局何も買わないままアパートに戻ると部屋の前には吉高の姿が・・・

それも消火器を抱えて、今にも窓ガラスを割ろうとしている様子!

すかさず「先生?」・・・と声をかけると、驚いた吉高は「い、生きてる?」・・・と謎のセリフとともに体をペタペタ触って安否を確認しています。

そして「よかったぁ~」・・・と安堵の表情で、連絡がつかない荒瀬が死んでるかもしれない・・・と、心配していたことを打ち明けます。

そのあと、ちょっと言いにくそうな感じで、「やっぱりもらってもいいかしら?カギ」・・・と、”いつでも安否確認ができる”・・・という都合のいい理由で結局合鍵を受け取り、ホッとする吉高なのでした。

先生は恋を教えられない 2巻第12話を読んだ感想

いつも強気な吉高凛子先生の思わず出た本音が、なんだか可愛かったですね。

「持ってたら使っちゃうもの」・・・って言う気持ち、よく分かるなぁ~。

でも、玄関前をウロウロしながら散々迷ったあげく、結局使わないってとこが、さすが先生!

私なら、いろんな言い訳を用意したうえで上がり込んでますよww

まぁ結局、”安否の確認”・・・という都合のいい理由が出来て合鍵受け取ることが出来たから、先生にとっても荒瀬くんにとってもよかったんでしょうね~。