先生は恋を教えられない

漫画「先生は恋を教えられない 2巻」第9話のネタバレ・あらすじと感想

ある日の放課後、なぜか密室に閉じ込められてしまった吉高と荒瀬の二人・・・

あせる吉高をよそに、まったく気にしてない様子の荒瀬はいつの間にか居眠りをしています。

日ごろから振り回されっぱなしの吉高は、ここぞとばかりに荒瀬に仕返しをしますが、はたして何をしたのでしょうか?

 

 

先生は恋を教えられない 2巻第9話のネタバレ・あらすじ

 

授業が終わり、ドタバタと廊下を走って帰る生徒に、「廊下を走らない!」・・・と注意しながら歩く吉高。

すると次の瞬間、突然誰もいないはずの部屋に引きずり込まれます!

「ひゃっ⁉」

その部屋の中で、「しーっ」・・・と言いながら抱きついて来たのは荒瀬でした。

そして、「バイトの前に充電させて!」・・・と、意味不明なことを言いながらギュッと抱きしめてきます。

しかし、「こんなところを誰かに見られたら・・」と、不安でいっぱいの吉高は気が気ではありません!

そこへ「荒瀬~」・・・と、友人の佐古田が部屋を覗きに来ますが、荒瀬は何事もなかったかのように「ちょっと用があるから先帰ってて!」・・・と、やり過ごします。

そして、佐古田が帰ったのを見届け物陰に突き飛ばした吉高に「大丈夫、先生?」・・・と言いながら手を差し伸べますが、「大丈夫じゃないわよ!」・・・と、不満いっぱいの吉高・・・

それでも、そんなことにはお構いなしとばかりに、「充電再開!」・・・と、荒瀬はまた抱きつくのでした。

「時と場所を考えなさいよ!」・・・と、抱きつかれながらも説教を始める吉高の口元を押さえ、「大声出したら誰か来ちゃうでしょうが」・・・と言いながら、後ろからさらにギューっと抱きしめてくる荒瀬。

・・・とその時、”ガチャン”・・・という音が!

なんと、見回りに来た用務員のおじさんが、中にいる二人に気づかず鍵をかけてしまったのです!

この部屋は内側からは開けられない3階にある準備室で、窓から出るわけにもいきません。

 

 

校内の密室で”生徒と二人っきり”・・・というヤバイ状況に焦る吉高ですが、一方の荒瀬は「密室で二人っきりですね♡」・・・と、まんざらでもない様子。

しかし、山ほど仕事が残っていると焦る吉高を見て、荒瀬は取り出した携帯で友達に電話を掛けますが誰もでない・・・

その様子にますます焦る吉高・・・

その時、廊下の向こうから話声が聞こえてきます。

すぐに荒瀬が声をかけようとしますが、それを吉高が「待って、二人でいる所を見られたらまずいわ・・・」と止め、物陰に身を隠して、荒瀬が通りかかった人に声をかけることに・・・

ところが、なかなか声を掛けないので不審に思った吉高がドアの方を見てみると、そこにはスヤスヤと居眠りをしている荒瀬の姿が・・・

「なんでこの状況で寝られるのよ~」・・・と愕然とする吉高ですが、爆睡している荒瀬を見てふと気づきます。

「これは・・日頃の鬱憤を晴らすチャンスなんじゃ?・・・」

二ヤリ・・・と笑みを浮かべた吉高は、「いつも振り回してくれっちゃって・・・」

「いつまでもやられっぱなしの私じゃないのよ・・・」と、吉高流の仕返しを始めます。

まずは開けっぱなしのカッターシャツのボタンを第一ボタンまでキッチリ閉め、学ランの詰襟のホックを留めて身だしなみを整えます。

取れかかったボタンは携帯用の裁縫道具で縫い付けて、もう見た目は完璧!

乱れた服装を整えて満足げな吉高ですが、何気に触れた荒瀬の口元の柔らかさに驚き、ムニムニと感触を味わってるうちに・・・

・・・ついつい変な気分に・・・

その瞬間、ガシッ・・・と手を掴まれ、「寝込みを襲うとはとんでもない教師ですね・・」

・・・と、起きた荒瀬に逆に迫られてしまいます!

閉じ込められた密室で、思わず変な気分になってしまった教師と生徒・・・

二人はこの後いったいどうなってしまうのか・・・?

 

先生は恋を教えられない 2巻第9話を読んだ感想

結局最後はいつも通り、荒瀬のペースに巻き込まれてしまった吉高先生でしたねww

それにしても、吉高先生の仕返しが可愛すぎて、「え~~何それ~!?」・・・と、ツッコミを入れたくなったのは私だけでしょうか?ww

・・・とは言え、まじめで一生懸命な吉高先生らしさがよく伝わってきました。

そして、思わず変な気分になってしまう・・・

私だってその状況なら、そうなってしまうかなぁ~・・・などと妄想を膨らませながら読んで、とてもドキドキしました。

でも、起きた荒瀬の反撃は意外なものでしたけどね・・・笑