荒瀬くんを合コンに行かせないために、「キスの要求」を受け入れようとした吉高先生・・・
でも結局”合コン”の話は無くなり、初キスはお預け・・・そして、荒瀬くんが成人するまでの”3年”という長さに、二人は改めて思い悩むのでした。
忙しい日々が続く吉高先生とやっと会えた補習授業で、眠気を必死に我慢している先生に気づいた荒瀬くんは、自分の膝の上に寝かせてあげます。
文句を言いながらも本当は、荒瀬くんと「2人きりになりたい」・・・と思っていた吉高先生なのでした!
今日発売のゲッサン1月号に『先生は恋を教えられない』載ってます。久しぶりの平和回!先生が暴走してます。よろしくお願いします! pic.twitter.com/tdcUO8z7ga
— 源素水 (@minamoto4696) December 11, 2020
先生は恋を教えられない 1巻第3話のネタバレ・あらすじ
あらすじ1|疲れ気味の吉高先生を気遣う荒瀬くん
ある雨の日、荒瀬は「すいへーリーベぼくのフネ」・・・と、元素記号を暗唱しながら登校しています。
そして、遅刻指導のために校門に立っていた、少し疲れ気味の吉高先生に「おはようございます!」・・・と挨拶をしますが、吉高は厳しい目で荒瀬の遅れを注意!
吉高は、荒瀬が”15秒”だけ遅れたことに、「テスト最終日だからと気を抜くのはまだ早い」・・・と注意をして遅刻届を渡します。
荒瀬が冷静に、じーっと顔を見つめ「今日も可愛らしいですね」・・・と言いうのに対して、「おだててもダメ!」・・・と怒る吉高・・・
最近会いに来てくれないことを愚痴る荒瀬に、「私だってヒマじゃないの」・・・と、吉高は冷たい態度をとります。
荒瀬は、そんな吉高の様子が気になりました。
テスト中、荒瀬は監視係をしている吉高が、居眠りしそうになっていることに気づきます。
白目をむいて必死に眠気を覚まそうと、謎の動きをする吉高・・・
そしてテストが終わり、荒瀬は佐古田からカラオケに行こうと誘われ、廊下ですれちがった吉高に「さよ〜なら〜」・・・と声をかけますが、吉高は表情も変えずにさっぱり「さよなら!」・・・と返すだけ・・・
荒瀬は、そんな吉高を気にかけて見つめますが、吉高は振り向きもせずに行ってしまいました。
荒瀬は結局、カラオケに行くことに決めたものの、佐古田と彼女がキャッキャと楽しそうに歌い合う中、うつろな顔で「先生に会いたい」・・・とだけ考えてばかり・・・
家に帰ってすぐに吉高に電話するも繋がらず、「先生に会いたい」・・・と打ちひしがれ床に倒れこむのでした。
あらすじ2|忙しい吉高先生の本音は?
やっと、吉高と2人きりで会えたのはテストの補習授業でした。
テストで35点をとった荒瀬は、吉高から「こんな酷い点数あなただけ」・・・と叱られますが、めげずに「おれも先生だけですよ」・・・と、さりげなくアピール!
それでも相手にしてくれない吉高に、「久しぶりに2人きりになれたのに」・・・と思いつつ、勉強についての質問をしても吉高はしばらく無言・・・
そんな吉高の様子に、本当は眠いのを我慢してごまかしていることに気がついた荒瀬は、「寝てもいいですよ」・・・と言い出します!
吉高は、「補習中に寝るわけがないし、荒瀬の将来を考えると頭が痛くて・・・」と言って、慌てて眠気をごまかしました!
その後2人は授業を進めますが、荒瀬は吉高がテスト中にもしていた”眠気を覚ます謎の動き”をしているのを見て、急に席を立って吉高の肩を傾けて自分の膝の上に寝かせてあげようとします。
「忙しかったんでしょ!少しくらい寝たら?」・・・と言いいながら、頭をやさしく撫でる荒瀬の膝の上で恥ずかしそうに固まる吉高!
「寝ません!」・・・と、意地を張る吉高ですが、「今寝てしまうのはもったいないわ!やっと二人きりになれたのに・・・」と、思わず本音を言ってしまいました。
「補習中にそんなこと言っていいんですか?」・・・と、イジワルを言う荒瀬に、吉高は恥ずかしさで赤くなってしまいます・・・
荒瀬が、「バイトがないので仕事が終わるまで待っててもいい?」・・・と尋ねると、吉高は「仕事をすぐに終わらせる」・・・と、嬉しそうに顔を赤らめ、「続きはまた後でですね」・・・と言う荒瀬に、吉高は机の上に突っ伏してスヤスヤと眠ってしまうのでした。
先生は恋を教えられない 1巻第3話を読んだ感想
今年も漫画描いてこられたのは応援してくださったみなさまのおかげです。ありがとうございました!来年も頑張ってまいります! pic.twitter.com/mc1ajvzhix
— 源素水 (@minamoto4696) December 30, 2020
今回の第3話は、雨が降るテスト最終日という少し物悲しい設定の中で、荒瀬くんが吉高先生をしっかりと見つめている様子や、忙しい吉高先生に電話が繋がらない日々が続き、会いたくて恋しい気持ちがひしひしと伝わってくるような、ちょっと切ないストーリーでした。
心やさしい荒瀬くんが、大好きな吉高先生を思って、心配しながらもじっと見守っているような場面にはかなり共感出来ます。
見どころはやっぱり、補習授業中に急に荒瀬くんが、吉高先生の頭を膝に乗せる場面!
吉高先生が意地を張って「寝ない!」・・・と言い張る理由が、「やっと2人きりになれたのにもったいないから」・・・というところが、聞いててちょっと恥ずかしいけど、かなりキュン・・ときました!
でも実は、荒瀬くんがテストでとった35点に怒る吉高先生の表情も、面白くて大好きだったりしますww