先生は恋を教えられない

漫画「先生は恋を教えられない 2巻」第10話のネタバレ・あらすじと感想

以前、教室で荒瀬からハグされる瞬間を同僚に目撃されてしまった吉高・・・

それ以来、何かと二人の関係を疑っているこの同僚は、今日もまたさりげなく探りを入れてくるのでした。

よく、”禁断の恋”・・・などと言われる教師と生徒の恋愛関係・・・

はたして吉高と荒瀬の関係は、このまま続けていけるのでしょうか・・・?

 

 

先生は恋を教えられない 2巻第10話のネタバレ・あらすじ

 

職員室で忙しくパソコンに向かう吉高・・・

そこへ同僚の「ヒフミ」が、飲み物片手に声をかけてきます。

「で、どーするの?」

何のことか分からない吉高は、「どうって何の話?」・・・と聞き返しますが、それに対して驚愕の返答をするヒフミ・・・

「ミスター荒瀬のことよ!」

あまりの驚きで飲み物を吹き出し動揺を隠せない吉高に対し、次々と核心に迫る質問で攻め込むヒフミ・・・

しかし、女の直感で攻め込んでくるヒフミに対し吉高は、シドロモドロになりながらもなんとかその場を切り抜けます!

そして、ここ最近すっかり気が緩んで教師という立場を忘れ、生徒である荒瀬との関係を深めようとしていたことを反省するのでした。

夕方、仕事を終えて帰宅する吉高のスマホに着信が・・・それは、荒瀬からの電話!

思わず心をときめかす吉高ですが、すぐにその気持ちを抑え込み「何かご用でしょうか?」・・・と、まるでロボットのように感情を抑えながら電話にでます!

それを聞いて”完全にオカシイ”・・・と異変に気づく荒瀬ですが、それでも「用はないけど、ただ声を聞きたくて」・・・と、吉高の気持ちが燃え上がるようなことを言ってしまう・・・

思わず言葉を失う吉高ですが、「教師の立場」・・・という強力な理性で自分の気持ちを抑え込み、そそくさと電話を切ってしまうのでした。

 

 

その日の夜、夕食に作った鍋料理はいつものようにてんこ盛り!

「これは荒瀬くんのところに持って行くしかないわね♡」・・・と、ウキウキしながら満面の笑顔をうかべる吉高ですが、ここでハッっと気づきます!

「ダメダメ、荒瀬くんはただの生徒」・・・と、教師の立場を思い出して感情を抑えますが、次の瞬間には「貧困にあえぐ生徒を助けることも教師の役目では?」・・・と、いかにも自分に都合の良い理由を思いつき嬉しそうに出掛ける準備を始めます。

するとまた、ハッとしながら重要なことに気づくのでした!

「自分が喜んでるだけじゃない!」

それは、”食事に困っている荒瀬に夕食を届ける”・・・というもっともらしい理由によって、「会いたい」という自分の欲求を満たしているにすぎない・・・

単なる自己満足であることに気づき、自分の不甲斐なさにすっかり落ち込む吉高・・・

結局この日は、荒瀬のもとへ行くこともなくそのまま寝てしまうのでした。

今夜の夕食を逃してしまった荒瀬・・・

そして、自分を責める吉高・・・

二人の恋の行方は・・・?

 

先生は恋を教えられない 2巻第10話を読んだ感想

いつものように、空回りしている吉高凛子先生と超マイペースな荒瀬くんでしたねww

一般世間には認めてもらえない禁断の恋?・・・を貫く凛子先生の一つ一つの反応が、「え~~ありえない!」・・・と思いながらも可愛いなぁと応援したくなりますねぇww

そんな凛子先生の苦悩とは裏腹に荒瀬くんのマイペースぶりが、なんだかすべてを包み込んで結局うまくいってしまう・・・という、彼のスゴさ?・・・をちょっと感じてしまいました!

そんな二人の関係がゆっくりでも深まっていることに、私の心の中にも喜びがジワジワと湧き出してくる第10話でした!