古見さんは、コミュ症です。

漫画「古見さんは、コミュ症です。」4巻のあらすじ・ネタバレ感想

「古見さんは、コミュ症です。」は、コミュ症の「古見硝子」と、彼女を取り巻く個性的キャラ達との楽しい高校生活を描いたラブコメディ!

体育祭や放課後の友達との交流によって、少しずつ前向きな行動が増えてきた古見さんですが、「友達100人作る」・・・という夢にはまだまだ遠いようです。

そんな古見さんを、あたたかく応援したくなる第4巻。

 

 

 

古見さんは、コミュ症です。4巻ネタバレ・あらすじ

 

古見さんは、自宅でのプライベートもほとんど沈黙状態ですが、部屋でダラダラしたり家族に夕飯を振舞ったりと、意外と普通の”JK”です。

夏休み最終日、只野くんの家に集まって「なじみ」の宿題を手伝った時、プールで遊んだことや夏祭りの思い出話になります!

楽しい思い出がいっぱいで、古見さんは初めて”夏休みが終わらないでほしい”・・・と思うのでした。

 

 

同級生の「井中(いなか)のこ子」は、田舎者である自分を恥ずかしく思い、都会のオンナの古見さんに憧れています。

ある日、「なじみ」のお昼を買いに古見さんが一人で店に行くことになり、後をつける井中さん・・・

ところが、店に着いたコミュ症の古見さん、なじみが指定したオシャレな店に緊張して何も話せず、一度店から出てしまいます。

その行動を見ていた井中さんは、自分のスタイルを貫く都会のカッコいいオンナ・・・と勘違いしてしまい、「古見様に一生ついていくべ!」・・・と、ここにまた古見さんの知らないところで勝手に勇気をもらえた人がいたのでした。

 

 

体育祭では「神」である古見さんのために、優勝を勝ち取ろうとクラス一丸となり戦います。

障害物リレーで只野くんの順番がきますが、その時クラスは最下位・・・

只野くんを応援するクラスメイトに圧倒され、古見さんも勇気を出して応援します!

・・・声こそ出てはいませんでしたが、古見さんの口パクでの「がんばってください!」・・・という応援に力をもらった只野くんは激走し、5組中3位に!

クラス対抗リレーでは最終走者に選ばれた古見さんが、熱血の「根津野(ねつの)」先輩と戦うことになります!

しかし古見さんは、途中転んでしまう・・・

クラスメイトからの声援に古見さんは起き上がって走り出しますが、あと一歩のところで及ばず、優勝は根津野先輩のクラスに・・・

根津野先輩は勝ち誇りますが、勝利より古見さんのケガを心配するクラスメイト達を見て熱血に感動するのでした!

 

 

ある日、古見さんの心の思いを理解したいと願う「中々さん」「山井さん」が、只野くんにその方法を尋ねてきました。

そこで只野くんは、古見さんを観察しながら、思っていることをみんなで当てることにします。

しかし、中々さんも山井さんも、自分よがりな答えばかり・・・

その様子に気づいた古見さんが、みんなの方へ寄ってきます!

勝手に観察していたことを焦り二人は平謝りしますが、只野くんだけは古見さんの「一緒に混ぜてほしい」という気持ちを察し、みんなでお茶をしにいくことになりました。

今はプリクラが流行っていると勘違いし興味を持った古見さん・・・

そのまま只野くん達と撮りに行くことになりました。

古見さんが美人過ぎるので、加工モードは変な顔になると「なじみ」にバカにされますが、山井さんは古見さんのプリクラを見て鼻血を出して喜びます!

それから3日後、只野くんは古見さんに猫のキーホルダーを渡し、「プリクラを撮りに行った時、古見さんが欲しそうにしていたから」・・・と伝えます!

しかし、既に色違いを買ってしまった古見さん・・・

そこで古見さんは、お互いのキーホルダーを交換することを提案します。

でも二人とも、なんだか恥ずかしいので、カバンの外には付けられず中に入れておくのでした!

 

古見さんは、コミュ症です。4巻のみどころと感想

 

4巻の見どころは、夏休みの終わりをさみしく感じたり、体育祭で只野くんを応援したりするなど、友達と一緒に過ごすことで今までになかった感情が生まれ、成長が感じられた古見さんの姿です

古見さんにはこれからも、今まではできなかった経験をたくさんしてほしいですね。

そして、体育祭ではおなじみの個性的キャラの奮闘ぶりも見ることができ、「椅子取りゲーム」では、古見さんが全校生徒から椅子を譲られる・・・という、クスっと笑えるシーンも盛りだくさん!

只野くんが一緒なら、放課後にみんなで遊びに行くのを自分から誘えるようにもなってきて、少しずつでも積極的になれている古見さんの姿を見るのが幸せでした!