「流れ星レンズ」などで知られる村田真優先生の「ハニーレモンソーダ」は、地味で友達の少ない自分を変えようと、憧れの男子「三浦 界」を追って八美津高校へ進学した「石森 羽花」の純愛ストーリー!
前話では、三浦の友人「友哉」に、羽花が三浦と一緒にいることで”余計なトラブル”を招いている、三浦と一緒にいない方が幸せかもしれない・・・と、この高校へ進学したことが間違いだったかのような言葉を掛けられます。
また三浦には、誰もが振り返る美少女「菅野 芹奈」という元カノがいたことも発覚!
羽花は、三浦を追えば追うほど、手が届かない存在・・・であることを実感します。
全員尊すぎてつらい#honeylemon_eiga #ハニーレモンソーダ#三浦界#石森羽花 pic.twitter.com/0H9p8RYzc7
— そらてぃ (@a_soraty_ss) December 15, 2020
ハニーレモンソーダ 2巻「第7話」ネタバレ・あらすじ|三浦と羽花それぞれの気持ち
あらすじ1|風邪の羽花を気遣う三浦の気持ち
傷心のまま帰宅した翌日の休日、羽花は熱を出してしまいました。
過保護な母親は「熱が下がらなければ学校は休めばいい」・・・と、優しく看病してくれます。
熱にうなされながらも羽花は、「皆勤賞」の心配をしていました。
中学時代も皆勤賞だった羽花ですが、それは一度でも学校を休むと「タガ」が外れて、ズルズルと学校に行けなくなりそうだったから・・・
そして、過保護な羽花の親は間違いなく、不登校を許してくれる環境でした。
辛い中学時代でしたが、その経験がなければ今の学校のみんなとは出会えていなかったと感じる羽花。
しかしそれと同時に、羽花と三浦が一緒にいると「起きなくていいトラブルが起きてる」「それは二人が一緒にいるからだよ」・・・と言った友哉の言葉が脳裏をよぎります。
そんな中、自宅の電話が鳴り「羽花~電話でれる?お友達から」・・・と、母親が言いながら子機を持ってきました。
電話の相手はあゆみで、羽花は意気揚々と電話を取ります・・・
ところが、なんと電話の相手はあゆみではなく「三浦」!
休日、一緒に遊んでいた「あゆみ」「悟」「三浦」「友哉」の4人が羽花も誘おうと、あゆみが電話をかけたところ、そのスマホを取り上げた三浦が話していたのでした。
熱を出している羽花は一緒に遊ぶことができませんでしたが、電話の最後に「休みの日にお話できてとても嬉しかったです!」・・・と、三浦に言うことができました!
すると三浦は、「石森、これどっち行ったら駅?」・・・と、不可解なことを聞いてきます!
ひとまず”右方向に進む”ことを伝えたところで、羽花はハッ!と、何かに気が付きました。
急いでベランダに出てみると、電話をしていた三浦たちが羽花の自宅の前にいます!
電話越しでなく直接三浦から、「明日来いよ!」・・・という言葉を聞いた羽花は、嬉しさのあまり、その場でしゃがみ込んでしましました。
あらすじ2|隠しきれない羽花の三浦への気持ち
翌日、”気合で風邪を治した”羽花は、学校のみんなに見てもらおうと中学時代の卒業アルバムを持ってきました。
それをクラスメイトに見せて無表情にぽつんと立っている自分を、「座敷童みたい!あはは」・・・と、自虐的に笑ってみせましたが、クラスメイト達の表情は大爆笑とは程遠く、ぽつぽつと笑うだけ・・・
さすがに「無理があるか」・・・と、羽花が苦笑した時、クラスメイトの女子は「なんか、違和感があるね」・・・と口にしました。
「石森ちゃん、もっとニコニコしてるのに・・・」「もっといつも楽しそうだよね・・・」「今、ここで写真撮ったらこうはならないよね・・・」などと、羽花にとっては意外な言葉が返ってきます。
その時、クラス担任が遠足の写真を持ってきました。
羽花を受け入れてくれるクラスメイトたちは、「石森ちゃんもよく撮れてるよ」・・・と声を掛けてくれますが、実際に遠足の写真を見てみると羽花は相変わらず座敷童状態で、「登山部のおばけやん!」・・・と笑われてしまいます。
しかし、羽花はクラスメイトに笑ってもらえて嬉しい様子!
そして写真を見ていると、三浦も同じく大抵の写真で無表情のまま。
しかし、羽花と写っているものだけは三浦も笑顔で写っていました。
そこで何気なく「界、羽花ちんにはよく笑うもんね」・・・と話しかけるあゆみ。
何気ないあゆみの言葉でしたが、羽花は驚きつつも頬を赤らめています。
その表情を見て、”羽花は三浦を好きなんだ!”・・・と直感するあゆみ。
「そっか、そう・・・そっか」・・・と色々なことを考えている様子でしたが、「全力で応援する!」・・・と、あゆみは真剣な表情で羽花に言うのでした。
優しくしてくれるクラスメイトがいて、真剣に自分のことを考えてくれる友達がいる。
羽花は、誰がなんと言おうと自分の居場所はここだと涙ぐむのでした。
そして三浦、友哉、悟も同じく遠足の写真を見ていましたが、そこで「石森ちゃんもよく撮れてんね」・・・と、羽花の話になります。
三浦は羽花の写真を見て、「あいつ溶けそうに笑うな」・・・と一言。
そして続けて「笑えばかわいい」・・・とまで言います!
その様子に、悟はただただ驚くだけでしたが、友哉は意味深な表情で三浦を見ています。
水道で泣いた顔を洗っていた羽花は、教室に戻る道中で階段の上からスマホが落ちてくるのをキャッチします。
キャッチした瞬間のそのスマホの画面に映し出されていたのは、中学時代の卒業アルバムに写っていた三浦の顔。
ハッとその画像を見ていると、スマホの持ち主が階段から駆け下りてきました。
「ありがとうキャッチしてくれて!」
そう言う落とし主の声に紛れて、「何やってんのー、芹奈!」と呼びかける声。
「じゃあね!」・・・と、羽花に挨拶をしたその人は、間違いなく三浦の元カノと噂されていた「菅野 芹奈」でした。
ハニーレモンソーダ 2巻「第7話」を読んだ感想
今死ぬほどどハマリしてる漫画が実写化すると知って沸いてる
映画『ハニーレモンソーダ』2021 Summer Roadshow! https://t.co/5PLbkdrZdp #ハニーレモンソーダ #ラウール #吉川愛 #SnowMan
— 榎森みる (@millrella) December 22, 2020
2021年夏の実写映画化が決まった「ハニーレモンソーダ」、こちらも楽しみですね!
そして遂に、その存在がほのめかされていた”三浦の元カノ”「菅野 芹奈」が出てきました!
当初は、遠足の時に羽花に嫌がらせをした女子のように、嫌なタイプの女の子なのかと想像してましたけど、どうやら、さっぱりしていて「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉が素直に言える”いい子”のようです。
これでイヤな女子なら遠慮なく嫌いになれたのですが、ここまで見ていると可愛くて性格もいい感じの芹奈なので、羽花と同時に応援したくなってしまいます。
三浦の元カノという話ですが、スマホの中に中学時代の三浦の画像がまだ残っているということは、やっぱり三浦に未練があるのでしょうか・・・?
芹奈と三浦の関係、羽花と三浦の関係・・・だけじゃなく、「芹那と羽花」、「智哉と羽花」・・・などなど、いろんな人間関係が絡んできて目が離せませんね!