ハニーレモンソーダ

漫画「ハニーレモンソーダ 3巻」第9話ネタバレ・あらすじ感想

”ハニレモ”こと『ハニーレモンソーダ』は集英社の「りぼん」で、2016年2月号から連載が始まって以来、多くの”りぼんっ子”をキュンキュンさせまくってきました!

コミックスの累計発行部数が400万部を突破し、待望の実写映画化も決まっている”ハニレモ”

いよいよ、2021年7月9日の映画公開が決定です!

 

主人公の三浦界(みうら かい)を演じるのが、「SnowMan・ラウール」

そして、ヒロインの石森羽花(いしもり うか)を演じるのは「吉川愛」

 

・・・と発表されていましたが、今回新たに「界と羽花」の同級生たちを演じるキャストも発表されています!

界の元カノで羽花のライバル・・・?

菅野芹奈(かんの せりな)役に「堀田 真由」

 

界のよき理解者でミステリアスさが魅力的

高嶺友哉(たかみね ともや)役に「濱田 龍臣」

 

天然キャラでみんなの盛り上げ役

瀬戸悟(せと さとる)役に「坂東 龍汰」

 

とても明るく活発で羽花の親友になった

遠藤あゆみ(えんどう あゆみ)役に「岡本 夏美」

・・・と、人気実力ともに兼ね備えた若手俳優たちが集結しています!

 

 

第8話では、三浦の元カノ「菅野芹奈」が本格的に登場しました!

可愛くて性格もいい芹奈に圧倒され、羽花は自分などとうてい三浦には釣り合わないと自覚してしまいます。

さらに、芹奈が女子たちから因縁をつけられトラブルになった時、彼女をかばってビンタされた羽花ではなく、トラブルで水をぶっかけられた「芹奈」に、三浦が自分のパーカーを貸している姿を羽花は目撃してしまう・・・

 

ハニーレモンソーダ 3巻「第9話」ネタバレ・あらすじ

 

羽花たちは朝から校門に立って「挨拶当番」の仕事をしています。

するとそこに、昨日の事件から一夜明けて芹奈たちが登校・・・

芹奈を心配する羽花でしたが、芹奈はなんと、昨日揉めた女子たちと変わらない様子で仲良さげに登校してきました!

困惑する羽花に対して、「先生たちに変な説得されたみたい」・・・と、同じく困惑気味に話す芹奈。

どうやら芹奈と揉めた女子たちは、昨日の事件の後に先生たちに「菅野と仲良くしていた方がいい、そうすればモテる」・・・などと説得されて、芹奈と一緒にいることを決めたようでした。

「それでいいのか?」・・・と感じる羽花でしたが、芹奈は「あの子らいいとこあるんだよ」・・・とフォローを入れます。

揉めた女子たちのことを嫌いになりたくないと、芹奈は彼女たちと上手く付き合っていくことに決めたのでした。

教室ではクラスメイトの「ゆる」が羽花に対して、「石森ちゃんはポニテが似合う!」・・・と宣言し、羽花の髪を綺麗なポニーテールに結ってくれました。

その時三浦は、クラスメイトに髪をアレンジしてもらったことに感動する羽花に対して、「友達増えたじゃん。オレいなくても大丈夫そうだな」・・・と、”だからもう離れろ”・・・という意味にも取れる言葉を残してどこかへ行ってしまいます。

そして、他の男子たちと芹奈の話をしていました。

芹奈と三浦が別れた原因は、三浦の放任主義のせいではないかと言う男子たちは、三浦に「おまえ好きって言ったりやきもちやいたりすんの?」・・・と問いかけます。

それに対して三浦は、「人並に」・・・と一言!

通りすがりの羽花はその一連の会話を聞いてしまい、三浦も人並に「好き」と言葉にしたりやきもちをやくことがあるのかとドキドキ・・・

しかし、きっとそれは芹奈に対してしか見せない表情なのだと考えました。

きっと、羽花には一生知ることのできない三浦がいる・・・

しかし三浦は、羽花が通りかかったのを見かけるとすぐに彼女の腕を捕まえ、一言「眠い」・・・と言うや否や、羽花をいつものお昼寝スポットの物置へ連れていきます。

”チャイムが鳴ったら起こす係”に任命された羽花は、自分はきっと三浦にとっての目覚まし時計なのだとくすりと笑いました。

羽花にとっては、少しでも三浦の役に立てるならそれでいいのです。

そして三浦は眠りに入る前に、羽花に昨日のビンタ事件のことを問いかけます。

そっと羽花の頬に手を添えて、「腫れた?痛かっただろ」・・・とやさしく言う三浦に、羽花の顔は真っ赤に!

三浦はそんな羽花を見て笑いますが、そのまま「じゃ、起こすのよろしく」・・・と寝てしまいました。

 

 

一方、三浦に頬を触られた羽花は呼吸の仕方も分からないくらいにドキドキしてしまい、三浦のそばを離れます。

「起こしにきます」・・・と、三浦に心の中で謝って、羽花は廊下へ出ていきました。

・・・すると、そこで芹奈たちに遭遇!

芹奈の友人たちに「三浦がどこにいるのか知らない?」・・・と尋ねられ、ひとまずは知らないと答える羽花でしたが、芹奈は羽花に「本当は知ってるでしょ?」・・・と聞き直します!

芹奈は三浦の居場所に見当がついていて、見事に三浦の居場所を言い当てました。

そんな芹奈に、羽花は「すごい!」・・・と声を上げます。

芹奈は、羽花と中学時代の自分は三浦に対しての立ち位置が似ていると言いますが、やはり芹奈は三浦と一番距離の近い人であり、自分とは違うのだと羽花は実感します。

その時、芹奈の友人の男子たちが芹奈のスマホに入っていた中学時代の三浦の画像を見つけ、芹奈にその真意を尋ねに来ました。

そしてさらに、寝ていたはずの三浦もそこに登場!

元彼の画像をまだ持っているということは、「まだ三浦が好きなのではないか、またつき合っちゃえよ!」・・・と囃し立てる男子ですが、たまたまそこを通りすがったゆるが「この写メなら私も持ってるよ?」・・・と一言。

中学時代の三浦の写メがあまりにもイケメンなので、「この写メを持っていると三浦のようにモテる」・・・という噂が広がったから持ってる・・・と説明する「ゆる」

そして芹奈も、三浦の画像が欲しい友達に頼まれただけで、特に三浦に未練があるようではない様子・・・

一同は、「なんだ~!」とガッカリしますが、そこから話題は写メを持っているとその人の特徴にあやかれるのではないかという話へ移り変わります。

芹奈や友哉の写メなら「美貌」、あゆみなら「可愛い」、そして悟なら「友達たくさん」、そして羽花なら?・・・という話題になった時、三浦が口を開きました。

「卑屈」「劣等感」「自嘲」「自己犠牲」、マイナスイメージの言葉が並んでいく中、三浦は淡々と「素直」「思いやり」「勇気」・・・と続けます。

そして一通り言い終えて、三浦は近くにいた友人たちを「ほら撮って来いよ、友哉たち」・・・と追い払うと、羽花にぼそりと呟きました。

羽花の最後の特徴は「変な勘繰り」

三浦は、羽花が芹奈と三浦の仲を気にして元気がなかったことに気が付いていたのでした。

そして三浦はゆるに、「この髪型、またしてやって」・・・と、羽花のポニーテールを指してお願いします。

「羽花ちゃん気に入ってくれたの?」・・・と喜ぶゆるに対して三浦は、衝撃の言葉を残して立ち去るのでした。

「・・・ていうか、オレが気に入った!」

 

ハニーレモンソーダ 3巻「第9話」を読んだ感想

 

芹奈と三浦の関係にひと段落ついてスッキリした9話でした。

芹奈が三浦の写メを持っていた理由などが綺麗に伏線回収されていき、羽花も一安心できたのかなと思うと同時に、三浦の羽花に対する言葉がこれまで以上に優しくて泣けます!

羽花は芹奈と比べると自分は三浦に釣り合う人間ではないと考えていますが、三浦は羽花を自分の傍に置いたり、アレンジした髪型を「オレが気に入った」・・・と言ってみたりで、かなり積極的に羽花に構いに行っているように見えますね。

これは本当に「脈アリなのでは?」・・・と思ってしまいますが、それと同時に芹奈が羽花に言っていた「中学時代の芹奈と今の羽花は立場が似ている」・・・という言葉が気になります。

この辺りの話も、そのうち明らかになるのが楽しみだし、7月公開の映画も待ち遠しいですね!