先生は恋を教えられない

漫画「先生は恋を教えられない 2巻」第13話のネタバレ・あらすじと感想

大みそかの夜、友達の「佐古田」から呼び出され近所の神社にやって来た荒瀬は、眠気でボ~っとしながら「何でオレまでかり出されんの?」・・・とボヤキます。

荒瀬はいったい何のために呼び出されたのでしょうか?

 

 

先生は恋を教えられない 2巻第13話のネタバレ・あらすじ

 

「荒瀬~こっちこっち!」・・・と、彼女を連れた和服姿の佐古田が手招きしています。

二人は初詣のために神社に来ていました。

そこに突然呼び出された荒瀬は、着くなりボヤいて機嫌が悪い・・・

そんな荒瀬に佐古田は、「テレビもおこたもない部屋で一人寂しく年越す親友をほっとけるか!」・・・と、いかにも友達思いだと言いたげな様子!

でも本当は「正月ぐらいパーっとやろうぜ!」と、盛り上がりたいだけの事でした。

神社の参道には出店が並び、新年を迎えてそのまま初詣をしようとする人々でごった返しています。

そんな人込みの中を境内へと向かう3人・・・

その時荒瀬がボソリと、「初詣なんて初めてだなあ」・・・と呟きます。

それを聞いた佐古田は、”初”初詣か!そりゃいいなあ!」・・・と一人で謎の盛り上がり!

そして、「オレは”初”ってつくものに目がないんだよ!」・・・と言いながら、初売り、初鰹、初恋、初体験・・・などと続け、彼女の手を取り人込みの中で見つめ合うのでした。

しかし荒瀬は、見つめ合って静かに盛り上がるバカップルを無視して、出店の方を覗き込みながら「おごって!”初”だし」・・・と佐古田にたかります。

「知らねえよ」・・・と佐古田が嫌がり3人でワイワイ騒いでいると、横から突然聞き覚えのある声が・・・

「あなたたち、参拝はもう済ませたの?」

「あ、吉高先生!」・・・と、気づいた彼女が声をあげ「あけましておめでとうございます!」・・・と新年の挨拶をしたものの、まだ大みそか!

そして、「明けてないけどね」・・・と言いながら、彼女の着崩れしている所を手直ししてあげます。

その様子をじ~っと見つめる荒瀬の頭の中では「可愛い!」・・・という声が響き渡り、一人で来てればこのまま先生と一緒にお参り出来たのに・・・と、軽い後悔の思いが沸き上がるのでした。

 

 

さっそく吉高の指導の下、参拝することになった荒瀬たち3人・・・

正しい作法などまったく知らない佐古田と彼女がふざけ合ってると、すかさず「やめなさい!」・・・と、吉高がビシっと注意してきます!

そして手の洗い方から口のゆすぎ方、歩き方から参拝の仕方までこと細かく指導が入り、楽しいはずの初詣が堅苦しい学校教育状態に・・・

3人はすでにお参りを済ませていた吉高の説明を聞きながら、二礼した後パンパンと柏手を打ち目を閉じて手を合わせます。

その時、吉高は突然の違和感に驚くのでした!

それは、手を合わせて祈っているはずの荒瀬の手が、自分の手を握っている・・・

すぐ横に佐古田や他の参拝者もいる中で、大胆なことをしてきた荒瀬!

吉高の心はドキドキ感でいっぱいになり顔を赤らめてしまいます。

しかし荒瀬は最後に一礼する時には手を放し、何事もなかったかのようにひょうひょうとした表情をするのでした。

すると、「先生、なんか顔赤いけど」・・・と、すかさず佐古田にツッコまれた吉高は、「なんでもありません!」・・・と慌てます!

その後、「じゃあオレ帰るわ~」・・・と、荒瀬は正月早々バイトがあることを理由に帰って行き、吉高も境内の見回りに戻るのでした。

せっかく二人で初詣が出来るチャンスだった大みそかの夜・・・

そろそろ除夜の鐘が鳴り出そうとしている中、二人はやはり別々に新年を迎えることになるのでしょうか?

先生は恋を教えられない 2巻第13話を読んだ感想

キリっとした吉高凛子先生の着物姿が、いい感じでしたね~。

それにしても、正月からバイトの荒瀬くんもスゴイけど、初詣を兼ねて生徒たちの見回りに一人で来ているという凛子先生もスゴイ!

そして、人目のある中一瞬のチャンスを見逃さず、凛子先生の手を握り締めた荒瀬くん、「あんたはスゴイ!」・・・と、改めて思ってしまいましたww

普段はボ~っとしている荒瀬くんだけど、やる時はやるんだね!