七つ屋志のぶの宝石匣

漫画「七つ屋志のぶの宝石匣」3巻 story10のネタバレ・あらすじ感想

講談社の”Kiss”で連載中の「七つ屋志のぶの宝石匣」は、「のだめカンタービレ」でおなじみの二ノ宮知子先生が描く、宝石×質屋の物語!

主人公の高校2年生の「志のぶ」は、東京下町の質屋「倉田屋」の跡取り娘で、生まれつき「石の””」を感じるという不思議な能力を持っています。

そして、志のぶの生まれながらの婚約者「北上顕定」は、高級ジュエリー店の外商をしながら、北上家に代々伝わるという「幸運の赤い石」を探していますが、ある日北上家のことを知る人物が現れます!

はたして、その人物の登場によって「赤い石」にたどり着くことが出来るのでしょうか?

 

 

「七つ屋志のぶの宝石匣」3巻 story10のあらすじ・ネタバレ

 

ある日志のぶは、鉱物が大好きな”石友”の「古河くん」に誘われ、葉山にある古河家の別邸に来ていました。

室内のいたるところに、壺や絵画など国宝級の物ばかり置いてある家に感激する志のぶ・・・

この日は、老舗デパートの外商で永年「古河家」を担当している「長尾さん」の定年を祝うサプライズパーティーで、長尾さんは志のぶの祖父とも親交がありました。

古河家にとって長尾さんは、冠婚葬祭の取り仕切りから風邪薬1つを届けてもらうまで、何から何までお世話になってきた全幅の信頼を寄せている存在・・・

そんな長尾さんがいなくなることに対し、とても不安を覚えている古河家の面々ですが、そこには後任の大役を担う若手のホープ「江口雄介」も同席していました。

さっそく紹介された江口に対し、「噂のハンサム外商くんか、マダムたちに人気らしいね」・・・などと話が盛り上がっているところに、1匹のブチ猫がやって来て社長夫人の「千里子」のひざの上に乗りました。

息子の「憲政」は大の”鉱物”好き、そして母の「千里子」は大の”DIY”好きの猫好きで、大好きなホームセンターで釘やドリルばかり買っています。

そんな千里子を心配する古河家の人々は、「いい機会だから江口くんに宝石やお化粧品を頼みなさい!」・・・と、さっそく新担当の江口に高価な物を注文させようとしますが、千里子が頼んだのはなんと”猫型のドアの取手”

セレブという立場にありながら、千里子にはあまり物欲がない様子です!

しかし、新担当の江口は売り上げ重視で、より高い物を買ってもらうことしか頭になく、これまではそれで実績を上げることが出来ました。

そんな江口に長尾さんは、「私たちの価値は信用と信頼、常にお客様にとっての最善を考えて尽くす気持ちだ」・・・と諭しますが、自信満々の江口は口では「分かってます!」・・・と言いながらも気持ちでは反発!

どうにか見つけた”猫型のドアの取手”を届けるため、商品の値段が安すぎて割に合わない仕事に内心ブツブツ文句をいいながら葉山の別邸に向かうのでした。

するとそこには、デュガリーの外商「顕定」の姿が・・・

 

 

顕定を見るなり「オレの天敵!」・・・と、なぜか敵意をむき出しにする江口ですが、それに対して顕定は、「誰だっけ?」・・・と、知っているのに知らんぷり

実は江口と顕定は、「ジュエリースクール」で同期でしたが、何もかも顕定の方が上だったということで、江口の対抗心はメラメラ燃え上がっています!

そんなライバル関係の二人に千里子は、「わたしにピッタリだと思う”黄色の指輪”を持ってきて下さい」・・・と提案し、気に入った方を一つだけ買うと言いうのでした。

顕定は倉田屋のカウンターで一人悩んでいました。

千里子はDIY用に、”五寸釘”を取り寄せするようなフツーではないセレブ・・・

世間一般的に素晴らしいと言われるような宝石を提示したところで、果たして気に入ってもらえるのかどうか・・・?

そこで顕定は、千里子にも会ったことのある志のぶに「志のぶだったら何をプレゼントする?」・・・と尋ねてみました。

さっそく志のぶは、千里子を思い描きながらある宝石を思いつきますが、それに対して顕定は「ないないないない!」・・・と全否定!

しかし、これまでも志のぶのシックスセンスに助けられ、いやいやながらもその能力を信頼せざるを得ない顕定は、今回もその能力に賭けることにします。

そして後日、古河家別邸に江口が自信満々に持ってきたのは、最高級の「イエローダイアモンド」

 

これに対して、顕定が珍しく自信なさげに取り出したのは「金目のキャッツアイ」でした。

 

 

 

これを見た江口は思わず吹き出しますが、千里子は飼っているネコと同じ金色の目に感激!

「これにするわ!」・・・と即答します!

イエローダイアはいくつか持ってるし、日焼けしたカジュアルな服装にも合うジュエリーを探していたと、いたくお気に入りの様子!

今回も、志のぶのシックスセンスに救われた顕定でした。

それに対して、デパートに戻った江口は激しく落ち込んでいます・・・

そんな江口に対して長尾さんは、「お客様は人それぞれ、人の心に寄り添わないと喜ばせることは出来ない」・・・と、一人ひとりのお客様の心に寄り添うことの大切さを説きました。

そこに突然、千里子がデパートを訪れて長尾さんに案内を頼みます。

そして、大切なお客様である千里子を案内しながら、食品売り場を歩いていた長尾さんは、店員が口にした「キタガミ アキサダ さま」・・・という声に反応!

「顕定さま?」・・・と、その名前が聞こえた方向を思わず振り返るのでした!

 

「七つ屋志のぶの宝石匣」3巻 story10を読んだ感想

志のぶの、鉱物大好きな”石友”「古河くん」の家が、今回の顕定のターゲットでした。

秋元夫人の人脈で古河家を紹介してもらい訪問してますが、やはりこの秋元夫人の素性も気になりますね。

何か重要な事を握っているような気がします・・・

それにしても、古河家の嫁「千里子」は不思議な人でした!

お嬢様育ちだとは思いますけど、趣味はまさかの「DIY」でホームセンター大好き!

お取り寄せするのは、なんと「五寸釘」・・・って、普通のセンスの外商では太刀打ち出来ませんね。

今回も、志のぶの能力に救われた顕定ですが、デパートでの買い物に付き合わされる姿がなんだか微笑ましくて、二人の力関係が完全に出ていましたね。

そして、外商の長尾さんが、顕定のことを知っているのか・・・?

倉田屋との付き合いもあった長尾さんなので、幼い頃の顕定と会っていた可能性はあるかもしれません。

そして、北上家についても「何か知っているのでは?」・・・と思うと、なんだかドキドキです!