わたしの幸せな結婚

漫画「わたしの幸せな結婚 2巻 第8話」ネタバレ・あらすじと感想|旦那さまへ贈り物

初めてのデートが終わり、美世は清霞から櫛を贈られます。

そのお礼として、清霞に何かを贈りたいと思い立った美世は、髪を結う「組み紐」を手作りすることに・・・

第8話では、美世が清霞のための贈り物に悩み、誰かのために悩む時間がとても幸せなものだと初めて知ります。

しかし、そんな幸福な時間は、異母妹「香耶」の登場によって一瞬で奪われてしまうのでした!

 

 

「わたしの幸せな結婚 2巻 第8話」ネタバレ・あらすじ|清霞へ手作りの贈り物

 

あらすじ1|贈り物を選ぶ喜びを知った美世

清霞から櫛を贈られた美世は、日頃の感謝も込めて清霞に何かを贈りたいと考えます。

ゆり江に何がよいかを相談すると、「普段使いできる手作りのもの」がよいと提案されました。

「みすぼらしいと思われないだろうか?」・・・と心配する美世にゆり江は、美世の作ったものなら何でも喜ばれる・・・と力強く肯定してくれます。

清霞を育てたゆり江にそう言われると、不思議と「大丈夫だ!」・・・と言う気がしてきます。

さらにゆり江は、ハンカチや巾着などの作り方が書かれた本を美世に渡し、この中から選んでは?・・・と提案しました。

美世はその本の中から、清霞の髪を結うのによく似合いそうな、美しく繊細な図案の「組み紐」を選びました。

その夜、美世は清霞に外出の許可を取ります。

「足りないものでもあるのか?」・・・と尋ねる清霞に、「自分で選んで買いたいものがある」・・・と伝える美世。

「一人で行くのか?・・危なくはないか?」・・・と過保護な清霞に、「昼間にゆり江さんと行きます」・・・答えるのでした。

「私が一緒ではいけないのか?」・・・と、なんだか寂し気な清霞ですが、美世としては、清霞に知られては恥ずかしく、さらに、忙しい清霞を付き合わせるわけにはいかないとの思いがあります。

美世の様子を見て出掛けることを許可した清霞ですが、「知らない人間にはついて行くな」・・・と、どこまでも過保護!

美世は、「旦那様は大袈裟です」・・・と返すのでした。

そして、買い物に出掛ける日の朝、清霞は美世にお守りを渡します。

「絶対に肌身離さず持っていろ」・・・と言う清霞に、頬を染めて表情を緩める美世・・・

清霞は「分かっているのか?」・・・と、ムッとしますが、美世は心配されることが嬉しくて仕方ないのでした。

 

あらすじ2|美世に迫る暗い影

その頃、辰石家では当主の機嫌が悪く、重苦しい空気が漂っていました。

当主の妻は引きこもり、長男は我関せずといった態度・・・

そんな中、辰石家次男「幸次」の心も暗く沈んでいます。

「ねぇ、幸次さん。お買い物に付き合って」・・・と、幸次の腕を取る香耶・・・

幸次は、「美世を虐げていた”こんな女”と結婚して何十年も過ごさなければならないのか」・・・と思いながら、笑顔で香耶に応えます。

幸次は好青年の「辰石幸次」を演じることで、美世への害が及ばぬように斎森を監視しようとしていたのです。

”美世を守れるのは自分しかいない”・・・と、感情を押し殺す幸次なのでした。

買物に来ていた美世とゆり江は、雑貨店に来ていました。

もちろん、「組み紐」用の糸を買うためです。

たくさんの糸の中から、清霞の薄い色の髪に似合いそうな色を吟味しますが、こうして誰かのために悩む時間は苦痛なものではなく、特別で幸せなものだと思う美世・・・

「命じられたことをこなし理不尽に耐える」・・・という、これまでの生き方を思い返しながら、誰かの喜ぶ顔を想像して何かをすることが、こんなに楽しいことなのだと美世は初めて知ったのでした。

美世は、「こんな幸せな時間をくれた清霞には感謝しかない」・・・と思います。

安い糸で、しかも素人の手作りで、もらっても嬉しいものではないかもしれないと思いながらも、清霞がどんな顔で受け取ってくれるかをついつい美世は期待するのでした。

そして買い物が終わり店を出ると、ゆり江は塩を買うために別の店に行くので、美世は大人しくその場で待つことにします。

行き交う人々を眺めながら、急に取り残されたような心細い気持ちになってしまう美世・・・

ゆり江について行けばよかったと思っているところに、突如聞き慣れた声が・・・

「あら、おねえさまじゃない」・・・という声の方へ、ゆっくりと振り向く美世・・・

そこには、幸次を連れた「香耶」の姿が!

おびえる美世に香耶は、目を細めて冷たく微笑むのでした。

 

 

「わたしの幸せな結婚 2巻 第8話」を読んだ感想

 

清霞のために、「ああでもない、こうでもない」・・・と悩む美世の姿が、いじらしくて本当に可愛らしい第8話でした!

美世が「久堂家」の一員として馴染んできた雰囲気がとても嬉しいです。

清霞の、まるで”お父さん”のような過保護っぷりも愉快ですよね!

でも、清霞の美世に対する心配は、以前清霞を狙った「式」の影響もありそうですね。

そして、久しぶりに「辰石幸次」が登場しましたが、幸次は美世を守るために香耶と結婚したのだ・・・ということが明かされました。

でも、「斎森を監視する」・・・って結局、見てるだけでこれまでと同じ!

根が優しくて口を出せない幸次の守り方って、結局は現状維持でしかないようです・・・

「これまでより酷くはならないけれど良くもならない」・・・みたいな感じ。

やっぱり、美世が生きてきたような酷い現状から連れ出してくれるくらいの”パワー””行動力”がないと、ヒーローにはなれないのだと思います。

ただ、香耶を「こんな女」と思いながらも、一生添い遂げる覚悟をしていることはスゴイ・・・と思い、そして同情もします。