わたしの幸せな結婚

漫画「わたしの幸せな結婚 4巻 第24話」ネタバレ・あらすじと感想

朝まで悪夢が続く生活によって、美世の顔色はますます悪くなるばかり・・・

仕事で夜も家を空けることが増えた清霞に助けてもらうことが出来ず、連日寝不足が続いているからでした。

それでも美世は、「旦那さまにご迷惑をおかけしないように、私がしっかりしなくては」・・・と、なんとか気力を振り絞りながら家事をこなしていきます。

 

 

「わたしの幸せな結婚」 4巻 第24話のネタバレあらすじ

 

「はじめまして、斎森美世と申します」・・・と、自然な笑みを浮かべ挨拶をする美世・・・

葉月の指導で”淑女”になるための稽古を続ける美世ですが、固くぎこちなかった表情もずい分自然になり、「これなら大丈夫ね」・・・と、葉月とゆり江も一安心!

そして、「少し休憩しましょうか」・・・と葉月が言ったところで、「ごめんください!」・・・という声が玄関の方から聞こえてきます。

「お客さまかしら?」・・・と言う葉月に美世は、「わたしが行きます」と言いながら、さっそく特訓の成果を試すために来客の応対をするのでした。

「お待たせいたしました」・・・と玄関の扉を開けると、美世は思わず「あ!」・・・と軽く驚きの声をあげてしまいます。

玄関先に立っていたのは、先日街に出かけた時にめまいで倒れ掛かった美世を助けてくれた男性でした。

男性は美世を見て、「あれ、あなたは?」・・・と、街中での出来事を思い出したようで、「失礼!こちらは久堂清霞氏のご自宅で間違いないですよね?」・・・と確認します。

そして、「はい」・・・と答える美世に「久堂少佐はご在宅ですか?」・・・と尋ねますが、留守だと分かるとガックリと肩を落としてしまうのでした。

そんな姿を見て美世は、「よかったら少し休んでいかれませんか?」・・・と男性を屋敷に招き入れます。

暑い中を歩いて尋ねて来たというこの男性は、出されたお茶をゴクゴクと一気に飲み干し、「ありがとうございます、助かりました!」・・・と笑顔を見せ、姿勢を正して自己紹介をするのでした。

 

 

鶴木 新と言います、よろしく!」

「その節は助けていただきありがとうございました」・・・と、鶴木は美世に続いて葉月とも挨拶を交わし、改めて街で助けてもらったことへのお礼を言われます。

そして、美世と清霞が婚約したことが社交界で噂になっている・・・という話をはじめますが、突然、その場の空気が一変するようなことを言い出すのでした!

「でも、久堂少佐にはがっかりしました…

「ど、どういうことですか?」・・・と、突然の言いがかりに戸惑いながらも、その訳を尋ねる美世・・・

鶴木は、「美世さん、自分が今どんな顔色をしてるか分かっていますか?」・・・と、寝不足でやつれ切っている美世の顔色の悪さを指摘!

さらに、こんな状態になるまで清霞や葉月が無理をさせている・・・と、何の根拠もなく決めつけていきます!

「やめてください!」

そのようなことを一方的に言われて、さすがに美世も我慢できず思わず声を荒げてしまうのでした。

「すみません、空気を悪くしてしまいましたね、失礼します・・・」

そう言って帰って行く鶴木を、冷静に戻った美世は見送りに行きますが、鶴木は最後に意味深な言葉を残して帰って行くのでした。

「俺はあなたに、あなただけの役割をあげられます

 

「わたしの幸せな結婚」 4巻 第24話を読んだ感想

悪夢にうなされていても、清霞が手を握ることで落ち着いていた美世・・・

でも、今はそれも出来なくなって朝までうなされる日々が続き、寝不足でどんどん弱っていく美世がかわいそう・・・(´;ω;`)

それでも「しっかりしなくては」・・・と言う美世が健気です。

そして、あの謎の男「鶴木 新」は何者なのか?

確か以前、”帝”らしき人物と関わっていたと思いますが、そんな男が美世に言った「あなただけの役割」って、何だろう?

謎が増えますね~( ゚Д゚)