ハニーレモンソーダ

漫画「ハニーレモンソーダ1巻」第4話あらすじ・ネタバレ感想|三浦の秘密を知った羽花

村田真優先生による少女漫画「ハニーレモンソーダ」は、大人しい性格が災いして「石」と呼ばれていじめられていた少女「石森 羽花」と、クラスの中心にいるリア充男子「三浦 界」の恋愛ストーリーです。

前話ではついに、羽花と三浦が席替えで隣の席に!

また、放課後の帰り道では三浦に、「お前は石でも宝石だ」・・・と褒められたことで、羽花の恋心は更に加速していきます。

 

 

ハニーレモンソーダ1巻「第4話」ネタバレあらすじ|三浦の秘密とは?

 

あらすじ1|三浦の隣に少しづつ慣れる羽花

遂に憧れの三浦と隣の席になれた羽花でしたが、いざ翌日になってみると両隣に三浦と友哉がいる環境になかなか慣れません。

クラスメイトたちも、「一番前おもしれーな!」・・・と三人の様子を面白おかしく見ています。

リア充二人に挟まれた”地味子”の羽花が気の毒に見えたのか、授業で入ってきた先生は「誰かと席変わるか?」・・・と気を遣いますが、すぐさま三浦が「変わらなくていいよ!」と即答!

羽花も続けて、この席がいいと意思表明をします。

こうして始まった三浦の隣の席での生活ですが、ある日、授業中に配られたプリントの中に一枚破れたものが混ざっていることに気が付いた羽花は、破れたプリントを自分用に取って残りの綺麗なものを後ろへ回します。

しかしそれに気づいた三浦は、先生に破れているプリントがあるから一枚替えてくれと頼みます。

そんな三浦の優しさが嬉しくて仕方がない羽花・・・

そして、隣の席であることを利用して、三浦のことをもっと知りたいと観察し始めました。

三浦は基本的に一番前の席であっても授業中に居眠りをしていて、先生に目を付けられています。

ある授業中も堂々と寝ている三浦に対して先生が、「ピッチャー振りかぶって~」と黒板消しを振りかぶり投げますが、三浦は見事片手で投げられた黒板消しをキャッチ!

クラス中から沸き上がった拍手に紛れて、しれっと羽花も拍手をします。

先生の、「石森まで拍手するな!」・・・というツッコミの声に、クラスメイト達は「石森ちゃんって俺らみたいのにも好意的だよね~」・・・と呟きます。

真面目な羽花はクラスメイトからは、授業の邪魔をされたくないタイプの優等生に見えていたようです。

羽花は「誤解を解かなきゃ」・・・と焦りますが、目を覚ました三浦が「それは仮の姿」・・・とクラスメイトにうまく返事をしてくれました。

さらに続けて、「実はスゲー奴だから、仲良くしといた方がいい」・・・と、羽花とクラスメイトの橋渡しまでしてくれる三浦・・・

彼の手助けで、羽花はクラスメイトたちと徐々に打ち解けていくのでした。

 

あらすじ2|三浦の秘密を知ってしまった羽花

 

場面は変わってお昼休みのこと・・・

羽花は、「三浦は気が付くとみんなから離れてどこかへ消えていることがある」・・・という話を耳にします。

ちょうど三浦に借りていた帽子を返そうと思っていた羽花は、みんながどこを探しても見つけられないという彼を探してみようと、クラスを飛び出しました。

校内でもかなり人気のないところへ出てきた羽花・・・その時、物置として使われている部屋の窓越しにレモンソーダのペットボトルが置かれているのを発見します!

レモンソーダは三浦が好んでよく手に持っている飲み物・・・

もしかしてここにいるのかも・・・と、羽花は意を決して物置部屋へ足を踏み入れます。

いざ室内に入ってみると誰もいないように見えましたが、地面に二本の足が転がっているのを見て驚いて固まる羽花!

その足は、物置部屋で居眠りをしていた三浦のものでした。

三浦は、「見つかったの初めてだ」・・・と、ここまでやってきた羽花に驚いた様子!

羽花は三浦の睡眠を邪魔してしまったと気に病みかけますが、無事に帽子を返すことができました。

そしてこのタイミングで、三浦が毎日帽子をかぶっているのは「寝癖がエグいから」・・・だと判明!

寝癖を隠すために帽子をかぶっていたら、それが普通になってしまったようです。

意外にも可愛らしい理由に羽花は悶えます!

いつもクールな三浦が寝癖を気にして帽子をかぶっていること、そしてそれを照れながら言ったことが可愛くて仕方ありません。

どんどん三浦のことが好きになっていく羽花と、羽花のことを嫌いではないらしい三浦・・・

三浦は、残りの休み時間も寝るから起こして・・・と、羽花をそばに置いて眠ります。

そして昼休みが終わった教室では、いつもどこかへ消えていく三浦と羽花がともに帰ってきたことで賑わいを見せます!

クラスメイトたちは絶対にありえないことだと分かっていながら、「界と石森ちゃんマジで付き合ってんじゃないよね」・・・などと口にしますが、それは絶対にないと、その場の全員で否定!

なぜなら三浦の好みのタイプは、「サバサバしている活発で髪がフワッとした美人」・・・だと知っていたからでした。

 

ハニーレモンソーダ1巻「第4話」のみどころと感想

 

今回はまず、物置部屋での二人の休み時間のシーンにドキドキしました!

三浦が自分から女子に関わっていくのは珍しいと言われてましたが、お昼寝の時にそばに居ても気にならない女子というのはかなり心を許している相手だと思いますね。

そして三浦と羽花の距離が順調に縮まっていく中で、突然に出てきた三浦の好みのタイプ

あまりにも具体的すぎるので、三浦の好きな人か彼女か元カノのような存在が出てきそうでドキドキします。

サバサバして活発で髪がフワッとした美人という女の子像は、引っ込み思案で大人しくて髪もストレートで、そしてどちらかといえば可愛い系の羽花とはまるで正反対なので、この先の羽花の恋路が心配です・・・

そして今回、友哉の出番があまりなかったのが、ちょっと寂しかったかなぁ・・・

今後、友哉や「髪がフワッとした美人」が、羽花にどう関わってくるのか楽しみですね。