「隊長、緊急事態です!すごい数の異形で・・」・・・という五道からの報告を受け、すぐさま出動する清霞は、任務が終わり次第すぐに美世を取り戻しに行くと心に決め、現場へと急行します。

はたして清霞は、薄刃家に捕らわれの身となった美世を取り戻すことが出来るのか

 

 

「わたしの幸せな結婚」 5巻 第29話のネタバレあらすじ

 

結界の張られた薄刃家の一室で、美世はひとり静かに椅子に腰かけています。

「自分の気持ちに嘘をつかず旦那さまを選ぶべきだった・・・」

自分が決断しなかったことが原因で清霞に怪我を負わせ、一緒に暮らすことさえ出来なくなってしまったことに、美世の心は後悔の念でいっぱいです。

その時、”コンコンッ”・・・とドアをノックする音が・・・

「失礼します、美世さん」・・・と部屋に入って来たのは薄刃新・・・

新は、用意していた食事に美世がまったく手を付けていないのを見て「もしかして洋食は苦手でしたか?」・・・と尋ねますが美世は「いいえ」・・・とひと言・・・

さらにいくつか尋ねられてもひと言「いえ」・・・と繰り返しますがようやく、「あの、わたしの着物は?」・・・と答えます。

別の服を着せられていたので返すよう求めますが、「あれは返せません」・・・と新は答え、今着せられている服の意味を話し始めます。

「その服には大切な意味があるのです」

「夢見の異能者は”夢見の巫女”と呼ばれています。それで巫女の格好をする習慣があるのです」・・・と話し、異能を扱う訓練でもあると説明します。

しかし美世は、「旦那さまがくださった着物だから・・」・・・と改めて返して欲しいと言って、さらにもう一度清霞と話がしたいと懇願します。

すると新は「駄目です!許しませんよ」・・・と少し強い口調で答えますが、すぐに冷静になって「すみません、つい感情的になってしまいました」・・・と謝り、薄刃家の一員である自分が、どういう思いで美世を待っていたのかについて語り始めるのでした。

 

 

「美世さん、俺は君を守りたい‥そして一緒に薄刃の役目を担っていきたいのです」・・・と、正面に座った新は美世を真っすぐ見据えて、真剣な眼差しで話始めます。

あっ気にとられて言葉が出ず、ただ新の顔をじっと見つめる美世・・・

「薄刃の役目‥そのひとつは暴走した異能者を倒すことです」・・・と、薄刃家に課された重要な任務について話し、他の異能者を圧倒するほどの力を持つ薄刃家にはさまざまな掟があること、またもしこれを破った場合非常に思い処罰が下されることなどを説明するのでした。

さらに新は続けて、薄刃家のもうひとつの重要な役目について話ます。

夢見の異能者を一族全員で守り支えるべし」・・・という掟によって、代々の選ばれた異能者が付きっきりで世話をして、時には命懸けで守り抜いたことなどを説明・・・

そして新はここで、薄刃家にとって最も大切な異能を持つ”夢見の巫女”である美世を守るのは自分の役目だと言って、片膝立ちで美世の手を取り、「君の伴侶も兼ねて、俺に君を守らせてください」・・・と求婚するのでした。

まったく気持ちが追い付いていない美世は、「自分に異能が本当にあるのかも分からないのに、その異能の力が大切だと言われても・・・」と戸惑うばかり・・・

しかし新は美世にそう言われて、「ああ‥いえ‥君が夢見の巫女だからだけではないんです。俺は君だからこそ‥」・・・と、隠していた美世への想いを思いがけず口にしてしまいます。

ハッとして我に返った新は、その場を取り繕うかのように、「俺が言ったことに嘘はありません」・・・と言って部屋を出て行くのでした。

 

「わたしの幸せな結婚」 5巻 第29話を読んだ感想

いつも冷静沈着な薄刃 新くんの本音がポロリで、ちょっと照れた感じがカワイイ。。

でも、この時代にいきなりの片膝立ちでの洋風プロポーズ・・・

やるなぁ~・・・薄刃~(・□・;

夢見の巫女の力とは、いったい・・・?